宮代町議会 > 2021-02-19 >
02月19日-02号

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  1. 宮代町議会 2021-02-19
    02月19日-02号


    取得元: 宮代町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-28
    令和 3年  3月 定例会(第1回)          令和3年第1回宮代町議会定例会 第2日議事日程(第2号)                 令和3年2月19日(金)午前10時00分開議     開議     議事日程の報告日程第1 会議録署名議員の指名について     ●総括質疑、委員会付託日程第2 議案第15号 令和3年度宮代町一般会計予算について     ●議案の上程、提案理由の説明、総括質疑、委員会付託日程第3 議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算について日程第4 議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算について日程第5 議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算について日程第6 議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算について日程第7 議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算について     閉議出席議員(14名)   1番   山下秋夫君       2番   丸藤栄一君   3番   丸山妙子君       4番   浅倉孝郎君   5番   金子正志君       6番   西村茂久君   7番   小河原 正君      8番   泉 伸一郎君   9番   角野由紀子君     10番   塚村香織君  11番   合川泰治君      12番   土渕保美君  13番   川野武志君      14番   田島正徳君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  町長      新井康之君   副町長     渋谷龍弘君  教育長     中村敏明君   総務課長    赤井誠吾君  企画財政課長  栗原 聡君   住民課長    高橋暁尋君  税務課長    門井義則君   町民生活課長  齋藤和浩君  福祉課長    吉永吉正君   子育て支援課長 小暮正代君  健康介護課長  小島 修君   産業観光課長  井上正己君  まちづくり建設課長       会計管理者兼会計室長          石塚孝信君           大橋洋巳君  教育推進課長  大場崇明君本会議に出席した事務局職員  議会事務局長  長堀康雄    書記      小林賢吉  書記      岡村恵美子 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(田島正徳君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(田島正徳君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △会議録署名議員の指名 ○議長(田島正徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、議長において、13番、川野武志議員、1番、山下秋夫議員を指名いたします。--------------------------------------- △議案第15号の総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第2、議案第15号 令和3年度宮代町一般会計予算についての件を2月18日に引き続き議題といたします。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けしたいと思います。 なお、この後、本件は委員会付託となりますので、細部にわたる質疑は委員会で行なわれますようお願いいたします。 質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 改めて、おはようございます。 それでは、新年度の一般会計予算について総括質疑をさせていただきます。 今、議長からも言われましたように、詳細については予算特別委員会がございますので、私は新年度予算についてどういう考えからこういった予算になったのか、また、予算についての考え方そのものについてもお尋ねしたいと思います。 それでは、6点について伺いたいと思います。 まず1点目は、新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。これについてもほかの議員、私自身も一般質問を出しておりますので、詳しくはそこでも伺いたいと思いますが、まず、今一番関心のあるワクチン接種についてでございます。 その前に、現在、宮代町で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しております。感染者の累計は98人、これは今月の18日、昨日付けでございます。残念ながら2人増えました。それで98人ということでございます。 今、宮代町は、新型コロナウイルス感染症感染を抑えるために、町民に新型コロナウイルスワクチンを接種するために補正予算も組んで、また、当初予算でも準備をして着手しているところでございます。そこで、ワクチン接種の関係でございますが、まず、このワクチン接種の内容、それから、スケジュール等々あると思いますので、大枠で結構でございますので、どのような準備になっているのか、その点、お伺いしたいと思います。 それから、新型コロナウイルス感染症対策のもう一つ、PCR検査でございますけれども、埼玉県では今月中旬から県内の医療機関や高齢者施設の職員ら計19万5,000人を対象に、PCR検査を一斉に実施することになったということでございます。こうした中で宮代町も早くPCR検査を町独自でもやっていただきたいということで、私、あるいは共産党議員団もこれまで町長にも要求をしてきたところでございます。それが今回の新年度予算の中でPCR検査178万円、PCR検査料の助成ですね、これは医師の指示に基づいて実施するPCR検査時の診察料などの自己負担額に対して、一定の金額を限度に助成するということでありますけれども、このPCR検査料助成に至った状況などについてもお尋ねしたいと思います。 2点目でございますが、教育関係でございます。少人数学級についてでございます。 現在の小中学校の学級編制は1クラス40人、小学校1年生のみ35人でございます。長年の保護者や教職員の運動によって、政府は2021年度、新年度から小学校全学年を段階的に35人に引き下げる計画を決めました。そういったことから当町ではどのように進められるのか、その点、お尋ねをしたいと思います。 先ほども言いましたように教育関係なんですけれども、少人数学級とともに、今回、新年度予算では随分子供の見守り強化、あるいは地域のみんなで子供たちの居場所づくり事業、それから、生徒・教職員の健康管理等対策事業等々ございますけれども、これら用にこれまで町民の皆さんが要求してきた、それを形にしたのかなというふうに思いますけれども、これらについて予算化に当たってどういう観点から進めてこられたのか、その点、雑駁で結構ですのでお願いしたいと思います。 それから、3点目でございます。自然災害における要援護者への支援をどのように配置されるのかお尋ねしたいと思います。 13日の午後11時7分頃、福島県沖を震源とする地震がありました。びっくりしましたし、大きな揺れに私なんかもすごく恐怖がよみがえったというようなそういう感じでおります。そういうことからもこれは改めてお伺いしなければいけないと思います。 また、ご承知のように一昨年の台風19号、このときもやはり不安な思いを町民の方からも聞いております。 このように洪水時、地震の際、1人で避難できない要援護者の支援者をどのように配置されていくのか、この点だけに絞って伺いたいと思います。 また、もう一点は避難所、あるいは避難場所の確保は非常に大事だと思います。この点についてもどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 それから、続いて4点目でございます。これも町民の皆さんも関心のあるところでございますが、東京五輪・パラリンピックの開催についてであります。 これは国が進めております、もちろんご承知のように。しかし、今、島根県の丸山知事は、17日に県内で5月に予定されている東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの中止を検討していると表明しました。宮代町でも当初予算に聖火リレーの予算がついていると思いますので、この点について町長はどのような見解をお持ちなのか、その点についてだけお尋ねしたいと思います。 続いて、西原自然の森活用事業についてでございます。 私はこれまでも旧ふれ愛センターの再開、過去に復活と、そういうことを要求してまいりました。今回、新年度予算に西原自然の森活用事業、今年の5月にオープンするということでございます。すてっぷ宮代が社会福祉協議会により再整備され、新たに福祉と交流の拠点として生まれ変わります。こういうことなんですけれども、これまで私が言ってきたように、囲碁、将棋だとか本当に、フロアは今回別にしても、そういった気軽にやれる居場所、これが必要だということで、これまでも休憩場所ということなんですけれども、改めてこの点についてはどのようになっているのか、また、すてっぷ宮代についてどういうふうな形になるのか、この点についても伺いたいと思います。 それから、最後の6点目でございます。これは東武動物公園駅東口通り線についてでありますけれども、実は日本共産党の参議院の伊藤岳から、国のほうでは第3次補正予算、それでこういうのがある程度予算化されましたということで連絡があったんですけれども、その中に無電柱化推進計画事業、これ、東口通り線に計画はあったんだと思うんですけれども、これらが予算化されたのかどうか、また、これらについての要望等については、町としてもどのように把握されていたのかも含めてお尋ねしたいと思います。 以上6点、よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、1点目の新型コロナウイルスワクチン接種並びにPCR検査の費用の助成について、私からお答え申し上げます。 まず、ワクチン接種のスケジュールということでございますが、ご承知かと存じますけれども、今週から既に医療従事者、一部にはなりますが、ワクチンの接種が開始されているところでございます。あわせて、この後2月下旬の予定となっているようでございますけれども、医療従事者等を先行してワクチン接種されるというふうに伺っております。 また、国のおおまかなスケジュールに従って町のほうも準備を進めているところでございますけれども、本町におきましては、4月以降、65歳以上の方を対象としたワクチン接種をしようということで、現在準備をしているところでございます。 接種会場につきましては、まだ具体的に決定はなされていないところでございますけれども、進修館並びに総合運動公園ぐるる、こちらの会場を候補として今詳細を詰めているところでございます。 次のワクチン接種の順位になりますけれども、3番目の順位になりますが、高齢者以外で基礎疾患を有する方が、時期は未定でございますけれども、国のほうから接種順位として挙げられているところでございます。その後、高齢者施設で従事されている方、さらには60歳から64歳の方、その次にそれ以外の方、いわゆる16歳以上の方が対象に順次接種を開始するというようなスケジュールでございます。 現在、まだ国のほうもワクチンの供給量に従って接種スケジュールも変更するということが言われておりますので、町のほうとしましては、柔軟な対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 次に、PCR検査費用の助成について、助成に至った経緯というお尋ねでございますが、新型コロナウイルス感染症にかかった方につきましては、基本的には医療機関、医師の診察を受けていただいて、必要に応じてPCR検査に回っていただくということになっております。 PCR検査自体は行政検査に位置づけておりますので、検査費用については無料でございますが、医師の診察を受ける際には、その時点で診察料に相当する額が自己負担としてかかってしまいます。そういった部分について言葉が適切かどうかちょっと分かりませんけれども、不幸にもそういった症状を発症して検査をするというようなことで自己負担がかかってしまう、そういった点については、町としてもそういった症状が発症してしまった方の不安を少しでも解消しよう、経済的な負担も解消しようという趣旨で、今般、診察料に相当する額、自己負担について助成しようということで予算化を図ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、私のほうからは、少人数学級についてお答えを申し上げたいと思います。 議員ご案内のとおり、小中学校の学級編制については、基本的には1学級を40人を上限として編制することとなっております。ただし、小学校1年生については35人と、来年度からは、小学校2年生までを35人で編制するということに変わっていくということでございます。 埼玉県では、県独自で小2まで35人で今年度までは編制してきたところですが、来年は、国が小学校2年生まで35人というふうに法を改正するのに伴って、1年前倒しで小学校3年生までを35人の児童で編制するということとなりました。 宮代町の現状でございますが、来年度は県が定めた35人を上限として編制した場合に、学級数が増えるかというと、そんな対象がなく、全ての学級が40人で編制した場合でも35人を下回る状況にあるということでございます。ですから、変化はないという状況でございます。 ただ、今後それが前倒しで、来年は場合によっては4年、次は5年というふうにどんどん学年が上がっていくことが考えられますので、その動向を注視しながら、学級増が考えられる場合にはまた予算等を計上させていただきながら、学級の整備に努めてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 教育関係の2点目のご質問についてお答え申し上げます。 まず、1点目でございますけれども、子供たちの居場所づくりですとか、そういったものについての予算化の経緯ということで答弁させていただきます。 議員ご承知のとおり、本町におきましては、不登校児等の居場所としての適応指導教室というものが設置はされていないという状況になっておりまして、そうした要望というのが強くあるということを認識しておりました。そのため第5次総合計画を検討する過程におきまして、子供たちの居場所づくりが重要だという観点の一つとして、適応指導教室の設置というものが必要だというふうに考えていたというところでございます。 その中で来年度から実行するに当たりまして、まずは、適応指導教室の在り方等を検討するために、今般予算を計上させていただいているというものでございまして、これにおきまして一層の検討を進めまして、よりよい場所を提供できるように努めてまいりたいと考えてございます。 次に、生徒・教職員の健康管理の対策の事業の中で、今般インフルエンザワクチンの接種に関して拡充をさせていただいております。これにつきましては、町長のほうからも受験を控えた子供たちが安心して受験に取り組めるような施策がないかというようなご指示を受けまして、であれば、新型コロナウイルス感染症の状況ということもございますけれども、インフルエンザで高熱が出て、受験を控えてなかなか準備ができないというような状況を少しでも緩和する、そういう手助けになればということで、中学3年生のインフルエンザのワクチンの接種に関して支援をさせていただければということで、予算を計上させていただいているものでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。   〔発言する人あり〕 ○議長(田島正徳君) 暫時休憩します。 △休憩 午前10時24分
    △再開 午前10時24分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、自然災害における要支援者への対応というご質問でございますので、私からお答え申し上げます。 災害時の避難行動につきましては、避難行動要支援者支援制度といったものがございます。これに基づきまして町としましては、支援が必要な方に事前にご案内をいたしまして、本人の同意を得て名簿を作成し、地元の自主防災組織などに名簿を配布していただくようご案内をしているところでございます。その上で、名簿に基づいて個別の支援計画を策定をしていただいて、策定に当たりましては、町のほうと地元の自主防災組織と協力をしながら策定をすることになるわけでございますけれども、そういった個別の支援計画に基づいて避難の支援をしていくということで取り組んでいるところでございます。 しかしながら、やはり個別の計画となりますと、いろいろプライバシーの問題、さらには近隣住民の方々の協力といったものが必要となってまいりますので、なかなか進まない状況にはありますが、ご指摘のとおり、やはりいつ何どき災害が起きるか分からない状況にございますので、できる限り早い段階で、こういった個別の支援計画の策定まで取り組んでいくということで進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答え申し上げます。 避難所の関係でございますが、今年度、令和2年度におきましては、ハザードマップの改定ということで進めてまいりました。まもなく町民お一人お一人にそのハザードマップが届く手配とさせていただいているところでございます。 その関係も含めまして今回大きな取組としましては、その中に一時避難所というものを設けさせていただきたいというふうに考えております。それはやはり避難所となると、ポイントポイントという場所にございますが、一時的にまず避難をしていただきたい。そういうところで、今回、消防団の詰所であるというところを新たに一時避難所として設けさせていただき、それを町民の方に周知させていただきたいというふうに考えております。 なお、これにつきましては、現在、避難所となる看板のほうはもう書き換えてございます。新たな看板には災害時の風水害、また地震、そういう場合における避難所という看板がございますが、それについても全部差替えができております。あとは、町民の皆様に先ほど申し上げましたハザードマップというものが届きまして、できれば町民一人ひとりに防災の意識の向上になればというふうに考えているところでございます。 それから、来年度に向けましては、それを踏まえまして地域防災計画というものが町にございますが、それを改定をさせていただきたいというふうに予定をさせていただいております。 せんだって議員さんからございましたように、大きな地震がございました。ちょうど10年前、3.11ということが思い出されるところでございました。今回は震度4ということでございますが、マグニチュードにつきましては、ほぼ10年前の東日本大震災と一緒でございました。大きな違いは、深さであったということを聞いております。15キロ程度が10年前の深さ、今回は55キロというちょっと情報、手元に細かくございませんけれども、そういう状況であったために、大きな地震ではありましたが、揺れもありましたが、宮代においては震度4という状況でございました。 特に大きな被害等もなく、ほっとしたところでございますが、そういうことを踏まえますと、やはり一人ひとりの町民の方々に本当により一層防災意識の向上を図っていただくということで、順次、防災については進めさせていただきたいというふうに考えております。その手始めとしましては、ハザードマップを配布させていただく、その後に地域防災計画を改定をさせていただくという予定でございますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) 聖火リレーに関してお答え申し上げます。 このコロナ禍でございますが、オリンピックの開催については、心配された中でありましても準備が進められていると思っております。埼玉県のほうの発表はまだございませんけれども、せっかくそういう機会をいただき、また、公募で選ばれた中学生もいらっしゃいますので、可能であればチャンスを与えてあげたいなというふうに思っています。その際は、埼玉県並びに宮代町の場合は、杉戸町と一緒に開催をするわけでございますので、杉戸町と一緒にこのコロナ禍での対応の在り方をきちんと調整をして、開催に当たりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、すてっぷ宮代についていただきましたご質問にお答えさせていただきます。 まず、気軽にいられる場所、休憩場所についてはどうなっているかということでございますが、正面入り口を入りまして、ちょうど入ったところですね、これは旧ふれ愛センターと同じでございますけれども、正面入り口を入ったところをフリースペースということで、テーブル、椅子を用意しまして、こちらは予約なく、もちろん無料でご利用いただける場所とさせていただきます。 また、囲碁、将棋という話ございましたが、旧ふれ愛センターで使っておりました碁石、それから将棋ですね、こういったものも取ってあるものがございますので、それは無料でご利用いただけるようにと考えてございます。 それから、もう一つ、すてっぷ宮代はどういう形になるのかというご質問でございます。今回、広い場所に建物を使わせていただくということで、2点新しいといいますか、力を入れることを考えてございます。 1点は、ボランティア活動の促進ということで、福祉ボランティア活動の拠点となるようボランティア講座などの充実を考えてございます。また、ボランティア団体同士の交流の促進、そういったことも進めてまいりたいと考えてございます。 それから、さらには町内の福祉事業者といいますか、町内には社会福祉法人ですとか、あるいは特定非営利活動法人などの皆さんが様々な福祉活動をされております。こういった皆様同士の交流を図ったり、あるいは様々な取組をされておりますので、そういう事業を少しPRさせていただいたりと、そういう場にしてまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 無電柱化の推進事業に関する国の補正予算についてお答え申し上げます。 無電柱化の推進に当たりましては、宮代町内では東武動物公園駅東口駅前広場、それと県が整備を行っております東口通り線の事業が該当しております。補正予算の内容につきましては、県及び杉戸県土整備事務所から連絡をいただいているところでございます。 また、3年度の予算書の31ページをお開きいただきたいと思いますが、国からの国庫補助金として31ページの中段にございますけれども、東武動物公園駅東口周辺整備事業に対する交付金ということで、100分の55という表示があると思います。通常の街路事業であれば100分の50、50%の補助でございますが、無電柱化については、補助率が高いメニューでございますので、町といたしましても駅前広場の整備に当たりましては、このメニューを活用させていただいています。結果として、国の補助率が高いということは、町の負担も減らせるということになっております。 今後におきましても、国庫補助を活用して町の負担を少しでも減らしながら、速やかに事業が進められるように鋭意取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) それでは、再質問させていただきたいと思います。 まず、1点目の新型コロナウイルス感染症対策についてであります。 まず、ワクチン接種についてでございますけれども、先ほど答弁がございました。答弁はなかったんですけれども、今回のワクチン接種におきましては、いろいろ新聞やテレビ等で見る方がいて、私は新聞はもちろん見たんですけれども、テレビは全然見ていないので、聞く話だったんですけれども、「宮代町ご当地商品券ありがとう」を進呈すると。新聞等にも書いてあったように、1回につき1,000円で2回だから2,000円なんですか。 それについて、何かコメンテーターの中には、町長は、町長はというか私見ていないので、経済対策と併せてみないなことも言っているけれども、これと経済対策は別じゃないかという、そういうような言い方をしているということも伺ったんですけれども、そういったコメントについては、どのように感じておりますか、伺えたらお願いしたいと思います。 それから、今回、集団検診と個別検診ということもあるんですけれども、基本は、個別接種というそういう自治体もあるようにも聞いているんですけれども。また、個別接種の中でもいつも行っている病院ですよね、要するに通い慣れている病院、そういうところでやはり気軽にデータもあるし、受けられるというのもあると思うんですけれども。私はこれは一つ、考え方としてはあるのかなというふうに思いますけれども、やはり個別接種に重点を置くといったらおかしいんですけれども、そういう点ではどのように考えているか、これも大きな問題ですので、その点について再度伺いたいと思います。 それから、2点目、少人数学級についてでございますが、先ほど教育長から答弁がありました。宮代町では国が35人学級ということで進んでいるけれども、影響はないようですし、仮にあったとしても動向を見守りながら、その際、予算についても検討するというようなそういうふうに受け止めたんですけれども、やはりこの点については、教育長は少人数学級、国のほうでは当面、小学校なんですけれども。 これはいつだったですか、15日の衆議院予算委員会で、これについては、中学校にもやはり早く35人学級、少人数学級を進めたほうがいいんじゃないかということに対し、菅首相は、要するに、小学校で実施してその効果などを検証するのも必要だけれども、中学校についても考えていきたいと、検討していきたい、そういうことを初めて国会でも答弁されたと思うんですけれども、これとは別に、教育長としての中学校についての少人数学級についてもお尋ねしたいと、できればお願いしたいと思うんですが、答弁をお願いしたいと思います。 それから、今回の予算の関係でありますけれども、地域のみんなで子供たちの居場所づくり事業、これは適応指導教室ということで、具体的には来年度から開設に向けての準備ということなんですけれども、これについては、もう少し具体的に各学校どのようにしていくのか、適応指導教室ということなんですけれども、これはもちろん各学校で設置されていくのか。これは非常に町民にとって、子供たち、それから保護者への朗報だと思うんですけれども、その点についてもう少しどのように準備を進めていくのか、その点伺いたいと思います。 それから、生徒・教職員の健康管理対策事業でインフルエンザの予防接種、これも保護者や教職員から大変歓迎されるものだと思います。ぜひ引き続き進めていただきたいと思うんですけれども。 子供の見守り強化、これについてはちょっと答弁がなかったんですけれども、これはどのようにされていくのか、その点について伺いたいと思います。 それから、3点目の自然災害における要援護者の支援者をどうするかという問題で伺いました。これは大変町民にとっても、また、自治会にとっても本当に責任のある問題だなというふうに思います。確かに自治会としても町のいろんな行事とか、今、下りてきますので、大変かと思うんですけれども、これはやはり命に関わる問題なので、自主防災組織との関連もあるんですけれども、先ほど早い段階で取り組めるようにしたいということなんですけれども、その点ではこれ以上の答弁はないんでしょうか。 私は、プライバシーの問題もありますけれども、やはりもっと早くしていかないと大事な命を本当に助けられない、そのようなことにならないように、これはお願いするしかないんですけれども、もう一歩、本当に早くしなければいけないと思っているんですけれども、その点での答弁をお願いしたいと思います。 それから、2点目の避難場所の確保の問題、これは今の状況でいいのかというのもあるんですけれども、取りあえずハザードマップが届いて意識の向上、それから防災計画の策定ということで答弁があったんですけれども、避難場所の確保というのは、もちろん町内にも造らなくちゃいけない。でも今は、広域的な避難所も必要だというふうにも言われておりますので、やはりそういった点では避難所、消防詰所、それから、看板も書き換えているという準備は進んでいるので、それはそれで評価いたしますけれども、こういった問題、非常にこれも急がなければいけない問題だと思いますので、その点では段階もあるんだと思うんですけれども、ぜひハザードマップはもう作ったんですので、この防災計画の策定を急いでいただきたいと思うんですけれども、その辺の町の方針ですね、どういうふうに進めていかれるのか、もう一度答弁お願いしたいと思います。 それから、4点目の東京五輪・パラリンピックの開催についてであります。 町長、先ほど答弁いただきまして、中学生が聖火リレーを持って、この子供たちにチャンスを与えたいという答弁でありました。それはそれで受け止めますが、今回、東京五輪について中止も含めて検討すべきというふうにおっしゃる専門家もいます。つい最近までは世論調査でもオリンピックは開催できない、開催は遅れてしまうんじゃないか、そういう声が多かったと思うんですけれども、いろんな理由があるようです。 先ほども言われましたけれども、一番は安全だと思うんですね。今コロナ禍の中で本当に外国、仮に無観客にしても相当数、オリンピックをやるとすれば人も来ると。そうすると、今でも大変な状況の下で、大変というのはいろいろあります。感染だとか、医療従事者、そういう中で本当にできるのかというそういう、これは町民の声でもあるんですけれども、そういった点では町長はどういうふうにお考えでしょうか。 これはこれとして、それから、もう一方ではこういった安全の心配もあると思うんですけれども、それについての見解もお尋ねしたいと思います。できる範囲で結構でございます。 5点目、西原自然の森活用事業についてであります。 これについて答弁がありました。これまでの答弁と変わらないのかなというふうに思うんですけれども、確かにすてっぷ宮代の中に休憩場所がありますし、そこを使えばということなんですけれども、そうするとそれはあくまでも休憩場所ですよね。私は別に確保していただけないかというような要求もしてきたんですけれども。 そうすると現在、形ではいいとは思わないんですけれども、苦肉の策で資料館も使わせていただいていますよね。これらの方々は、じゃ、すてっぷ宮代でできるんですかということになると、やはり心配な点もあるんですけれども、それは従来どおりできないのかどうか、その点、お尋ねをしたいと思います。 それから、すてっぷ宮代、5月オープンなんですけれども、どういう形になるかということでお答えなかったんですけれども、現在建設中ですから、従来のゲートボールとか中庭というか、それは全部、今、鉄板で工事のために封鎖されておりますけれども、これは完成時には前の中庭というかゲートボールができたぐらいの広場は確保されるのか。 それから、池などもあるんですけれども、やはり西原自然の森ですから、その景観を生かすという意味では、決して無駄にはしないとは思うんですけれども、そういった点ではどういうふうになるのかお尋ねしたいと思います。 それから、もう一つ心配なのは、生活保護費は、これは町の庁舎に来ればできるという、私は確認をしているんですけれども、それでよろしいですよね。これまでは、社会福祉協議会に行って、そこで事務的なこういったやり取りをやっていたと思うんですけれども、その点についてはどうなのか、もう一度確認したいと思います。これ以上言いますと、また細かい点というふうに言われますので、その点お尋ねをします。 それから、東武動物公園駅東口通り線の無電柱化推進計画事業、これは先ほどの答弁で県を通じてということなんですけれども、これは新年度の予算の中に入っているんでしょうか。先ほど、本来は100分の50という補助率が、100分の55ということなんですけれども、これについては町からの持ち出しですね、どれぐらいになっているのか、その点お尋ねいたします。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、新型コロナウイルスワクチンの接種についてお答え申し上げます。 商品券を宮代町では予定をしているということに関しましては、まず、一番の目的は、一人でも多くの方にワクチンを接種していただきたい、そして感染するというリスク、そして重症化をしてしまうというリスクに対して回避をしていきたいというふうに考えておりますので、そのために考えたことでございます。 経済対策とワクチン接種の一体化ということで、本来は別であろうとは確かに思いますけれども、宮代町の場合は、今、プレミアム商品券を発行しておりますが、その使用期限が4月というふうに近づいてきております。せっかくのプレミアム商品券でございますけれども、緊急事態宣言下ということでございますので、夜の会食等ほとんど行われていない、また、夜お店を閉めているお店もございますので、そういう方々からプレミアム商品券の延長はできないのかという声もありました。ただ、それにお応えすることがちょっとできなかったものですから、そういう意味では、今まで宮代町の中にあるありがとう商品券を活用すれば、期限がなく、またコロナ禍が落ち着いた後に、またそういう経済の活性化の一助になるのかなというふうに考えまして、今回新型コロナウイルスワクチンの接種に対しまして、ありがとう券を差し上げて、一人でも多くの方に接種率を上げていきたいというふうに考えたところでございます。 経済対策ということも含めて考えたわけでございますが、あまり過度な金額、大きなものになってしまって、そちらの競争になってしまうのは、決していいことだと思っておりませんので、今は本当にありがとうという気持ちを込めて、ありがとう券という対応をしたいなというふうに考えたところでございます。 また、集団接種と個別接種の在り方でございますが、今、宮代町の医師会の先生方と調整をしておりますが、その調整の中では取りあえず集団接種から始めて、ドクターの方々も慣れたところで個別接種を始めようかということで、今、調整をさせていただいております。 いかんせん宮代町の個別接種だけで対応するにはドクターの数が足らないということ、また、やはりかかりつけ医ということから考えますと、ドクターの先生方もやっぱり気心の知れた体調管理をしている方々への接種と初めて来る方の接種ということでは、また対応が違ってしまうということもございますので、そういうことをいろいろ加味しまして、取りあえず集団接種で始めて、落ち着いてきたら個別でそれぞれの医院でも始めたいということで、今調整をさせていただいているところでございます。 それから、ちょっと先にオリンピックの話をさせていただきますけれども、オリンピック・パラリンピックの開催に当たりましては、今、安全性が一番大切なことと考えています。その確立に向けて最大限の力を発揮しての開催であれば、そういうふうに願いたいなというふうに思っています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、中学校の35人学級についてお話を申し上げたいと思います。 私の考えということでございましたが、個人的な考え方としては、35人を上限として集団を小さくしていくということについては、いいことだというふうに私は考えております。現在、埼玉県は県独自で、中学校1年生のみ38人で編制をしております。現状では前原中の1年生がそれの対象になって1クラス多くなっているというふうに思います。 そして、手放しではなかなかこれは賛成できないこともあって、並行して教職員定数の変更が必要だというふうに私は考えております。これは都市教育長会、町村教育長会でもずっと要望を続けていることでございます。 現在、教職員の多忙化であるとか、負担軽減、働き方改革ということが国でも問題になっております。単純にクラスを1クラス増やすと、小学校でも中学校でも学年によって違いますが、28時間、29時間の授業が1クラス増えるわけですから、増加ということになります。教員は担任が1人増えるだけですから、通常、小学校ですと25時間程度、それから中学校ですと20から22時間程度、教科にも差がありますけれども、その授業を持って子供たちの指導に当たっていると。そのほかの時間については、事務を執っているわけですけれども、そうしますと、1クラス増えると、28、29時間増える。 それに対して教師が1人増えて、担任が1人増えた分では、当然その増えた分を賄えないわけで、学級が増えれば増えるほど、現在の教職員定数の考え方でいうと、先生方の授業をやる時間数がどんどん増えていくということになります。 したがいまして、これは両輪で少人数学級を進めながら教職員定数の改善もしていかないと、なかなかこれはいい制度としては成り立たないんじゃないかというのが私の考えでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 適応指導教室の関係についてお答え申し上げます。 子供たちの居場所づくりの一環として実施を進めております適応指導教室につきましては、各学校に設置するものではなくて、1か所に集約するような形で運営をしたいというふうに考えております。現在、その場所の選定等を考えているんですけれども、これも早期に進めていきたいというふうに思っております。 また、運営するためには人材の確保というものも必要になってまいりますので、この人材の確保についても進めていきたいなというふうに思っております。 いずれにしても、子供たちの居場所となる適応指導教室と教育委員会との連携というのを重視しながら、子供たちの居場所となるようなそういう検討を進めたいというふうに考えてございます。 また、インフルエンザの接種につきましては、もちろん感染対策については、ふだんの手洗いですとか、うがいというそういう生活習慣が重要になるわけですけれども、中学3年生が安心して受験に臨めるようにしっかりと周知を進めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(小暮正代君) それでは、子供の見守り強化事業につきましてご回答いたします。 子供の見守り事業につきましては、令和3年度の第1次補正でお願いをしたいというふうに考えている事業でございまして、国の支援対象児童見守り強化事業という事業を活用して実施を検討しているものでございます。 近年、議員もご承知のとおり、虐待や貧困、いじめといった子供を取り巻く社会的な課題が山積しているわけでございますけれども、特にこの新型コロナウイルス感染症の影響による生活環境が非常に変化している中で、子育ての孤立化や虐待へのリスクが高まっていると言われておりまして、子供の見守り強化というものを一層高めていく必要があるものと考えているところでございます。 そこで、町といたしましては、子供の養育が困難な世帯であるとか見守り支援が必要なご家庭を直接訪問いたしまして、食材や食料等の提供を通じて家庭の状況を把握させていただくとともに、必要な相談支援であるとか生活支援といったものを実施していければというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、要支援者への支援ということでお答え申し上げます。 先ほどのご答弁でも、なかなか個別支援計画の作成が進まないという状況についてお答えを申し上げたところでございますが、議員ご指摘のとおり、少しでも早くこの個別支援計画の作成が必要だというふうに考えております。 他の市町村においては、いろいろな取組によって個別支援計画を作成しているというようなことも伺っております。特に個別支援計画を作成する際、ご本人に書いていただくというような方法を取っているところもあります。 また、自治会組織、あるいは自主防災組織が積極的に個別支援計画を作成するというようなところもございまして、いずれにいたしましても地域住民の方々とのつながり、あるいは絆、こういったところが必要不可欠だというふうに考えております。支援する方が遠方にあっては、緊急時への対応が遅れてしまうということもございますので、やはり近隣の町民の方々のふだんからの交流、これが重要かなというふうに考えております。 そういった点も踏まえながら、個別支援計画の作成に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時05分 △再開 午前11時20分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 町民生活課長。 ◎町民生活課長(齋藤和浩君) お答えを申し上げます。 避難所の広域化ということ、また、地域防災計画の改定の件ということでございます。 まず、広域避難所の広域化につきましては、今非常に大きな問題となっているのが現状ではございます。これ今、県のほうで避難所に伴う検討会というものがございまして、今現在は荒川水系による広域避難ということで進めさせていただいている現状がございます。町の実は防災計画上につきましては、町外への避難については自主避難という計画もなされているというのがございます。町としては、まずこの広域避難につきましては、荒川水系の県との調整を踏まえていきたいというふうに考えているところでございます。 それに伴いまして、地域防災計画の頃合いにつきましては、大幅改定ということになると存じます。 先ほど言いました避難場所につきましても、一時避難所が新たに加わったり、また、今回ハザードマップでお配りしました荒川水系、利根川水系の浸水深の関係、要するにエリアですね。利根川なり荒川がもし越水した等、決壊した等において、町内における水の区域というのが改めて変わるわけでございますので、地域防災計画につきましては、大変申し訳ございませんけれども、少しお時間をいただくようになると思います。それに伴いまして、改定というふうになることをご理解いただければというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 福祉課長。 ◎福祉課長(吉永吉正君) それでは、すてっぷ宮代につきましてご質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目の休憩場所といいますか、フリースペースについてのご質問です。こちらは入り口を入った部分の町民交流スペースでございますが、占有のお部屋ということではございませんので、ぜひ譲り合ってご利用いただければと考えてございます。 続きまして、2点目の元のゲートボール場の跡でございますが、こちらは建物の工事終了後は、利用者の駐車場として使って活用してまいります。 それから、池についてでございます。こちらは福祉施設ということで、安全面も考慮し、埋めさせていただきました。元のゲートボール場が駐車場として使わせていただくことになりますので、平らな場所ということでは、池を埋めさせていただいた部分が施設の中での平地、広場ということでそういった活用をさせていただこうと考えてございます。 それから、3点目です。生活保護費の支給の場所でございますけれども、現在のところ、役場の庁舎ですね、相談室を場所として考えてございますが、将来的にはやはりすてっぷ宮代が福祉の拠点ということで使ってまいりたいと考えてございますので、将来的にはそちらで支給ということも考えられるのかなというふうには思ってございますが、当面は役場の相談室等を使ってというふうに現在のところ考えてございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 まちづくり建設課長。 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) ご質問の国の令和2年度の3次補正についてでございますけれども、ご質問いただいている無電柱化の予算につきましては、宮代町の令和3年度の予算には反映されてはおりません。 また、宮代町として来年度の、令和3年度の予算として予定させていただいているのは、先ほど申し上げた予算書の31ページの中段の7,150万円でございます。 また、町の持ち出しのことでご質問いただいておりますが、補助率が55%でございますので、残りの45%が町の持ち出しということになります。ただし、駅前広場につきましては、杉戸町と協定を結んでおりますので、杉戸町が宮代町の45%の負担のうちの2割をご負担いただけるということになります。結果的には国が55%、宮代町が36%、杉戸町が9%を負担をして東口の駅前広場を造っていくということでご理解をいただければと思います。 また、県道部分につきましては、今申し上げたものと同じような内容になりますけれども、負担者が今度は変わってまいります。県道部分につきましては国が55%、県が45%なんですが、県も地元の市町村に地元の負担分の2割を負担金として納入するようにということでなっておりますので、結果的には県道部分については国が55%、県が36%、宮代町が9%ということになります。その9%の額につきましては、予算書の169ページにございますけれども、18節の負担金、補助及び交付金として令和3年度としては4,000万円を計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 再々はありません。総括ですので、質問はしませんが、何点か。 新型コロナウイルス感染症対策についてでありますけれども、やはり基本は、個別接種のほうが私はいいのかなというふうに考えております。ただし、個体ではまずは集団から始め、慣れたら個別にしていきたいという答弁もございましたので。ただし、この個別接種ですけれども、PCR検査みたいに六花がきちっと、今回の場合は六花も関わってくると思うんですけれども、ただでさえ、先ほどの答弁があったようにかかりつけ医が少ない、そういう中でやはり大きな役割を果たさなければいけませんので、そういった点ではしっかり指導もしてやっていただきたいというふうに思います。 それから、2点目の少人数学級についてでございますが、先ほど中学校についてはどうかという質問に、教育長は、手放しでは喜んでいられない、そういうふうな趣旨の答弁でありました。確かに教職員の定数の改善をしなければいけないという答弁も言われました。私もそのとおりだと思います。 しかし、今、中学校は小学校から大きく環境が変わりますし、不登校も急増するなど、きめ細かな支援が求められております。そういった点でも中学校でも少人数学級をぜひ進めてもらいたい、そういう声も上げていただきたいと思います。教育長が言ったように、教職員の手当もきちっとするように併せてお願いしたいというふうに思います。 あとにつきましては、また細かい点で、予算特別委員会で質疑があろうかと思いますので、この点でこういった点も要望しまして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑ありませんか。 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 議席6番、西村でございます。 令和3年度宮代町一般会計予算について総括質問をさせていただきます。総括質問ですから、全体を通して大きなくくりの中で3点質問をいたします。 答弁は、担当課長ができない、町長でなければできない質問をさせていただきますので、町長、よろしくお願いいたします。 まず第1点は、令和3年度の予算編成のやり方というんですか、考え方についてお尋ねをいたします。 特に令和3年度は、コロナ禍にあって大変予算を組むに当たってはご苦労をされたとは思いますが、その編成に当たりまして、町としてどういう指針で、あるいはどういう考え方でこの予算を組まれたのか、お伺いしたいというのが1点です。 昨日、町長は施政方針といいますか、基本的考え方について表明されました。ただ、その中で私は感じたわけですけれども、全体を通して概要説明というのはされておりました。その前段で、言葉で言いますと、例えば、暗闇の中で立ち止まっているだけでなく、ここを耐えてその先の光に向かって歩き出さなければなりませんと、その先に光をともすことこそ私の責任でありと、云々お話をされております。大変力強い言葉ではありますけれども、ただ、それが予算の中にどういう形で表れているのかお尋ねいたします。 2点目です。この今回の予算につきまして全体を通して感じたことですけれども、以前にも話をしたことはありますが、様々な事業展開が行われておりますけれども、その事業展開について地域格差があるのではないか、そういう印象を受け止めております。大きな目玉事業につきましては、第5次総合計画、それに基づいた実行計画に沿って今年度は編成をされております。 しかしながら、その内容は、私が住んでいる地域には大変冷たいといいますか、主な事業が見えない、こういう印象を持っております。その点についてこの事業が町内全体にわたって展開されるよう、やはり住民の意を酌んで編成されるべきだったのではないかということで、事業展開についての質問をいたします。地域格差はないのかということでございます。 3点目ですけれども、これは令和2年度の新型コロナウイルス感染症対策について、町は国・県の政策に沿って新型コロナウイルス感染症対策を行ってきております。それが令和3年度も同じような考え方でいくのか。私は町として、もっと財源を含めて独自色を出すべきではないかと。これをやるのは町長、あなたのリーダーシップしかないはずです。担当課が言ってもこれは始まらないので、強いリーダーシップが求められると思います。その点について3点目にお尋ねいたします。 なお、そのご答弁を受けて再質問はいたしませんけれども、場合によっては特別委員会、もしくは一般質問でその内容を深めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 それでは、西村議員から幾つかご質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。 まず、予算編成の考え方でございますが、昨日も施政方針の中でお話をさせていただきましたけれども、高齢化に伴います様々な状況、また、コロナ禍における税収が減ってくる中での予算編成ということで、いろいろご説明をさせていただきました。宮代町といたしましては、まず第一番にこのコロナ禍の対策、そして、これから宮代町が10年後を進んでいくための第5次総合計画もスタートする年でございますので、そのスタートもきちんと切りながら、現在の課題を解決していくべく予算を組ませていただきました。 そういう意味では、今までと同じようなものを全部繰り返すということだけではなくて、きちんと一つ一つの事業をゼロ・シーリングで考えさせていただきまして、集中させていただき、新たな予算を組んだわけでございます。やはり10年後の宮代町を振り返ったときに、10年たった後に振り返ったときに、新型コロナウイルス感染症の時代大変だったねと言いながらも、やっぱり着実に市民参加でつくり上げてきた総合計画を実行できるような、実行してきてよかったねと言われるような町にしていきたいというふうに思っています。 その様々な内容が第5次総合計画の中で展開をしていくわけですが、今、事業展開の中で地域差があるのではないかというふうな形でご質問をいただきました。 ただ、西原自然の森の活用事業であるとか、東武動物公園駅の西口わくわくロード事業であるとか、確かに町の中心部に集中したような形に見えてきますが、一つ一つをきちんと見ていきますと、地域のオリジナルパークを造ろうであるとか、宮代型のデマンド交通事業、また、子供たちの居場所づくりの事業であるとか、いろんな形での事業展開をされています。若い世代の健康づくり事業、また、そういう宮代町をよくしていくためどういう形がいいのかということを検討するチーム宮代会議、これら等は全部決して宮代町の中心部のことではなくて、宮代町町民全員のみんなの思いをまとめたものでございますので、決して地域格差があるというふうには私自身は考えておりません。 また、中心部だけが発展すればいいというふうにも考えておりませんので、どこに住んでいても宮代町の町民であり、宮代町の一人として一緒にまちづくりに参加していく、参加してよかったなというふうなまちづくりを進めていきたいというふうに思っています。 また、それに合わせて新型コロナウイルス感染症の対策費の費用も万全に組ませていただいておりますけれども、今まで6月の補正で議員さんにお願いしたこと、また、7月の臨時議会でお願いしたこと、そして、また今回3回目の補正になりますけれども、様々な事業展開をしてきました。国や県の流れの中でということではございますが、その予算の使い道につきましては、町独自の判断でございます。 確かに町の費用を使ってはいませんが、宮代町の町民のためにこれだけ使ってくださいという形でお金を頂いて、もうかなりの金額を頂いたわけですけれども、最初6月のときには、コロナ禍の中で皆さんがどういうふうにしていいか分からないということ、また、衛生備品などもなくなってきてしまったこと、各小中学校に消毒薬を配ったりとか、分からない中での対策が続いたと思います。 商工業者の冷え込みもあるということで、国からの1人10万円という給付も併せて行いましたけれども、商工業者の中で昨年より利益が落ちた方々全員に金額10万円を配るというのも宮代町の施策でございますし、幼稚園、保育園に休憩用のベッドを、お昼寝用のベッドですか、一人ひとりのベッドを入れたのも宮代町の施策だと思います。また、手洗い用の機械ですか、弱酸性水の機械を入れたのも宮代町の独自の施策でございますし、各家庭に消毒液が買えないということもございましたので、その酸性水をお配りしたというのも宮代独自の施策だったと思います。 ほかにもひとり親世帯3万円ですとか、そういうふうなことも併せてやりましたし、赤ちゃんに対する一律10万円でもらえなかった、その後に出生された赤ちゃんに対するありがとう券を10万円ずつお配りしたのも宮代独自の施策だったと思います。 また、7月の補正予算ではプレミアム商品券を中心に行いました。50%のプレミアムをつけて町民の方々から出資をしていただいて2万セット、約3億円のプレミアム商品券が誕生しました。そのうちの1億円が国から頂いたお金を活用させていただいたわけですけれども、それも工夫をしまして中小企業の商業者での買物枠を増やしてございますので、それも宮代町のオリジナルだったと思います。 そういう意味では、そのほかにもいろいろございます。小中学校のIT化ですとか、GIGAスクール構想の早期実現、そういうものに関しましては、国・県の流れの中で一緒に行っていること、決して町の独自性ということではございませんけれども、それも併せて、また、オンラインでの相談環境の整備ですとか、そういうことも全部併せてやらせていただいたのは、やっぱり宮代町で自由に発想してやっていいという今回、国の指示でございましたので、いろいろな形でお隣の町、近隣の町とは違う施策が展開されているというふうに思っています。 あと、巡回バスなんかにも空気清浄機を入れましたり、避難所の感染症対策としまして個別の簡易テント、いわゆる避難所の中で設置する簡易テント、それも宮代町のオリジナルだと思っています。 また、小中学校の衛生ということで、トイレの改修を少し着手したりとか、避難所の体育館のトイレの改修をしたりとかというのも宮代町のオリジナルで進めたものだと思っています。 また、給食を活用して子供たちに、学校が休んでいる間に給食センターからお弁当を配布したり、いろいろなことを職員のアイデアいっぱいの中で実施させていただきました。 そういうことを考えますと、決して国・県の流れだけではなくて、そのお金を活用して宮代独自の政策を展開させていただいているというふうに思っています。 また、それは来年度も引き継いでおります。皆さんからいただきましたPCR検査の関係も町独自で行ってまいりますし、新型コロナウイルスワクチンの接種の仕方、また、子供の見守り強化の中でも食事の食材支援、そういうことも考えていますし、宮代町の中でいろんなことを展開してまいりますので、決して地域格差があってはならないと思っていますので、私としては宮代町民一人ひとりのためにいろんなことでアイデアを出し合って、まちづくりを進めているつもりでおります。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 西村茂久議員。 ◆6番(西村茂久君) 再質問はやる予定はないんですけれども、ただ、特別委員会ではこれは聞けませんので、1点だけ質問をさせていただきますけれども、予算編成についてであります。 るるお話をいただきました。苦労はされていると思うんですけれども、令和3年度の予算編成でこれまでと違って何がどう変わったのか。 私は、歳入が落ち込むということは当然でありますけれども、それに伴って歳出を抑制すると。出るものは出るので、これはやむを得ないんですけれども、できるだけ削減できるものは削減すると。その場合に、前例踏襲だけはやめていただきたいと。やはりゼロベースに戻った形で一つ一つを点検をして、それで今回の積み上げになったということであるならばいいんですよ。 そうでなくて、毎年というか、前年がこうだったから今年もこうだということは、このコロナ禍の中にあっては、それは通用しないんです。大変厳しいやはり歳出抑制をしなくちゃいけないということになります。その点、町長、お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 令和3年度の予算編成に当たりましては、様々な高齢化の進展ですとか、子育て支援の充実によります社会保障関連の経費の伸びだとかいろいろございます。そういうことに鑑みまして、義務的経費に高い伸びが見込まれたため、予算編成段階においてマイナスシーリングをさせていただいております。また、第4次総合計画で終わらなかった事業、また、あまり効果が見られなかった事業などについては、すっぱりとやめていくというような形で調整をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 塚村香織議員。 ◆10番(塚村香織君) 10番、塚村香織でございます。 令和3年度宮代町一般会計予算についての総括質疑をさせていただきます。 町政運営に当たっての基本的な考え方でもご説明をいただきましたが、第5次総合計画、宮代町の今後10年間のスローガン、「首都圏でいちばん人が輝く町」について1点お伺いいたします。 人が輝くとは、町民の皆様がどのような状態であるという認識なのでしょうか。令和3年度の事業計画での全体的なビジョンをお伺いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) それでは、お答え申し上げます。 まず、第5次総合計画の様々な事業がございますが、これは過去に町民との対話集会を繰り返して、また、町の職員と町民の方々とで一緒にデスクワークをしながら誕生していった事業でございます。今回の第5次総合計画に載せてある事業のそのほとんどが町民参加で出たアイデアをブラッシュアップしていったものでございまして、今後それを展開していくときに、全ての事業において何らかの形で、町民参加で案を練っていくところからスタートしていきたいというふうに考えています。 そういう意味では、たくさんの方々が様々な事業に参加をして、それぞれの得意分野、または初めて参画することにアイデアを出していく。自分の意見がそこでかなっていくというとまたちょっと変な感じですけれども、自分たちで出し合った意見がまちづくりにつながっていったんだという思い、それが後でその事業が達成されたときに、振り返ったときに、自分が参加してよかったなということイコール、一人ひとりが輝いている町というふうに私は理解しております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 塚村香織議員。 ◆10番(塚村香織君) 再質問をさせていただきます。 町長の思い、町民が主体的に参加をしていくことが輝けているということだというのは、私も本当にそのとおりだと思います。 それと、もう一つ、私は、人は既にそれぞれ輝いていると思っております。なので、何かができるようになるとか、何かにならなければ輝いていないということだけではなく、自分自身を肯定することやそのように感じられるつながりがあることで、もともと持っている、輝いている部分が磨かれると思っています。様々な実行計画にある上で、そのような意識を共有して取り入れていただけたらと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 塚村議員おっしゃるとおりだと思います。やはり人それぞれの思い、また、人それぞれの考えがあると同時に、人はやっぱり生きていく中で、輝いていなきゃいけないと思っていますので、その皆さん一人ひとりの思いをまちづくりに生かしていただけるように、そして、そこに参画していただいたことによって、また、人それぞれがブラッシュアップしていけるような、そんな町にしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 塚村香織議員。 ◆10番(塚村香織君) とてもよく分かりました。 それで、令和3年度からの事業に当たっては、少数派の意見の声も取り入れた事業になることを期待しております。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑ありませんか。 浅倉孝郎議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 議席番号4番、浅倉孝郎です。 令和3年度宮代町一般会計予算書につきまして、総括質疑をさせていただきます。幾つか質問させていただきます。 まず、1点目ですけれども、コロナ禍の影響で歳入が大幅に減少しているということは分かりました。当然ながら予算の編成に当たりましては、予算の集中と選択により予算を組んだのだと思います。そして、それなので全体を通じてなんですけれども、ここは予算をつけて集中的にやっていく、ここは逆に予算を大幅に減らしたというところがどこなのかというのを端的でいいので教えてください。 というのも、私自身はこれ町民の皆さんから聞かれるわけですよ。令和3年度の予算書どうなんですかといったときに、ここは集中して予算をつけてやっていく、ここは逆に減らしましたというような回答をしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 2点目が、コロナ禍におきまして、町全体が何となくやはり活気がなくなっていると思いますので、令和3年度予算では、やはり活気あるまちづくりをつくっていくぞというようなところが必要だと思っております。そこで、活気あるまちづくりにつきまして、ここにしっかりと予算をつけて活気あるまちづくりをつくっていきますというようなことを考えているわけですけれども、ここにしっかりと予算をつけて活気あるまちづくりをしていくというのはどんな施策なのか、これ象徴的なものでいいので教えてください。 3つ目ですけれども、新型コロナウイルス感染症対策で今回予算をつけておりますけれども、同時にアフターコロナについても考えていかなければいけないと思っております。そこで、アフターコロナにつきまして、ここにアフターコロナ対策として予算を組んでいますよというところがどこなのかというのを教えてください。 4点目が教育に関する予算全体についてなんですけれども、保護者の皆さんにどうなんですかと聞かれたときに、私自身はここにしっかりと予算をつけてやっていくので、皆さん安心してくださいと町民の皆さんにお伝えしたいわけですので、令和3年度予算について、特に予算をつけて力を入れていくというのはどこの施策になるのかというのを教えてください。 最後になりますけれども、令和9年度に久喜宮代衛生組合が解散いたします。清掃行政の移管に向けて来年度から対応していかないとと思いますが、そういった予算は組んでいるのかどうか教えてください。 以上、5点になります。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時00分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) 浅倉議員のご質問にお答え申し上げます。 浅倉議員のご質問の中で、最初のほうで全体の中での予算組みの中で集中した部分、またコロナ禍での活性化した部分、アフターコロナの事業はというような話でございますので、まとめてお答えをさせていただきたいと思います。 まず第一に、選択と集中ということであれば間違いなく第5次総合計画に掲げられた事業を優先しています。各課から要求が上がってきた事業については、国の補助金があるもの、または既に設計が終わっているものなど継続性のあるもの、それ以外については我慢することといたしました。具体的には、道路事業であるとか、施設の修繕、例えばふれあいセンターのお庭に池があって周りに大きな石で飾ってあったわけでございますけれども、石を撤去するといったようなものは今回省いてございます。そういった細々としたものの積み重ねで予算を組み立てています。また、備品を購入する、消耗品を購入するなどについても、我慢できるものは我慢をさせていただきました。 正直申し上げまして、各課から積み上がってきた予算の中での収支ギャップというのは、来年度税収が減るということも見えてございますので、収支ギャップが10億円以上ございました。そこを精査させていただきまして、本当に必要なものなのか、あったらいいなというものなのかをきちんと区分けをさせていただいて、本当に必要なものを今回の予算に上げさせていただいたところでございます。 また、アフターコロナの関係でございますけれども、例年行われております町民まつり、または文化祭、体育祭、またトウブコフェスティバルなどの予算につきましては、アフターコロナの後、開催できたらいいなということで、予算化はしてございます。さらに、順調にいけば東武動物公園の西口の商業施設の開店に併せて何らかのイベントが一緒にできたらいいなというふうに考えております。 それから、最後の衛生組合の関係ですが、令和9年度の解散に向けてのその準備のための予算というのは特段計上してございません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育推進課長。 ◎教育推進課長(大場崇明君) 教育予算についてお答え申し上げます。 もちろん、予算を確保して進めるという観点は重要ではございますが、学校教育などでは、学校の環境整備や学校と連携しながら進めていくという点で、ソフトというか、しっかりと練り上げて実施していくという点では、予算計上だけではなくて、学校現場と連携しながら着実な取組という観点が重要だというふうに思っております。 そういう中では、来年度の重要な取組といたしましては、今年度中に1人1台の情報端末が整備されますので、それを活用した教育展開というのがいよいよスタートするわけでございます。ここについては力を入れていく必要があるというふうに考えてございます。 また、教育環境の整備では、予算のほうに計上させていただいておりますが、個別施設計画というものを策定をしたいというふうに考えております。これは学校の環境整備の改善に向けて取組を行う場合に、財源確保という観点が重要になってきますが、その財源を確保するためには必要な計画になりますので、それをまずしっかりと策定をしていくことで財源の確保についても努めていくような、そういう計画を策定してまいりたいというふうに考えております。 また、今優先されるのは、感染症予防ということになりますので、学校が安全で子供たちが安心して学べるような学校になるよう、学校現場と連携をしていきたいというふうに考えております。 また、先ほど話題にもございましたが、適応指導教室の設置に向けての準備ですとか、中学3年生のインフルエンザの予防接種も着実に進めてまいりたいというふうに考えております。 また、社会教育分野では、町民の皆様の生涯学習の推進を着実に推進するということになりますけれども、来年は特にオリンピックの聖火リレーがございます。オリンピック・パラリンピックの開催がどうなるかという点はございますけれども、こういうチャンスはなかなか二度とないぐらいのチャンスになりますので、宮代町としてはしっかりと準備を進めていく、そうした取組にしたいというふうに思っております。 また、こちらは今度新型コロナウイルスワクチンの集団接種の実施の際という観点では、ぐるる宮代が新型コロナウイルスワクチンの会場の候補になっております。スポーツの振興という点では多少利用ができない期間が出てくるということで制限が入るとは思いますが、町民の皆様の健康が第一でございますので、そこはしっかりと協力をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉孝郎議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) それでは、幾つか再質問をさせていただきます。 まず、町長にお答えになっていただけなかったところなんですけれども、やはり新型コロナウイルス感染症の中で町が何となく活気が低迷しているような感じなので、来年度予算では活気あるまちづくりも当然ながら行っていかないというふうに考えておりますので、どこに活気あるまちづくりのための予算を組んだのかというのを教えてください。 それと、令和9年度の組合解散におきまして、ごみの清掃いかんについての準備の予算は計上していないということは、来年度は何もやらないというような認識でよろしいのでしょうか。 以上、2点お願いします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 コロナ禍ではありますが、活気あるまちづくりに対する施策は何かということだと思いますが、それにつきましては、第5次総合計画にのせてあります西口わくわくロードでありますとか、宮代町を今後どうすべきかというみやしろ会議、またそのほかにも公園の在り方、いろいろ載せてあります。お金のかかっている部分とかかっていない部分がありますが、それ全て事業としてはスタートしますので、お金のかけ方が例えばゼロ円となっているところでも事業としてはスタートさせていきますので、ご理解いただきたいと思います。 また、衛生組合の解散、または解散後の在り方ついては、どのような形で持っていくのかということの協議等が中心になると思いますので、予算化はしてございません。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 浅倉孝郎議員。 ◆4番(浅倉孝郎君) 最後にもう一度だけ確認させていただきますけれども、今回のこの予算によりまして町がこう変わっていくんだというようなイメージを町長がお持ちであれば、お答えください。なければ結構です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 令和3年度の予算ではございますけれども、令和3年度で完結して終わりということではなくて、将来にわたって今後10年間にどういう町にしていくのか、また町民からアイデアいただいたものをどう実現していくのかということでございますので、先ほどもお答えしたように、一人ひとりが輝いていくまちづくりのために進めていく予算のスタートの予算というふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 議席番号3番、丸山妙子でございます。 宮代町一般会計予算について、総括質疑をさせていただきます。3点ございます。 このコロナ禍で高齢者についてお聞きいたします。 前段議員とも重なる部分はございます。この町の今年の予算について、高齢化率が32%を超えております。サロンもなく、この1年、高齢者が非常に外に出ることもなく、今まで健康だった高齢者が外に出ない、健康が確かに維持されていない方が多い中にあります。その中で、町は今までサロンの開催がとてもよかったんですが、サロンとか敬老会、今までと違ったこれから1年はどうやっていくのか、考えをお聞きいたします。 2点目は、審議会についてお聞きいたします。 このコロナ禍で様々な悩みとかあったりして、いろいろなところに女性の意見が必要となっております。それで、女性比率というものはこれからの町の総合計画に関係もしてきますけれども、女性の声が非常に大事になっておりますが、そのあたり、予算とは直接あれですが、町の方向性として町長はどのようにお考えなのか、取り組んでいくのかお聞きします。 3点目は、教育についてお聞きします。 このコロナ禍のこともございますが、35人学級、そして今、義務教育学校などさいたま市、越谷市など大きなところが取組を行っております。これからのコロナ禍も入ってきまして、子供たちの環境も変わってきますが、町、教育長のお考えとして、この宮代町の子供たちの成長をよきものにするために大きな目標というか、今までと違った教育など考えていただきたいと思っているんですが、そのところどのようなお考えなのか、この予算には今回、日工大学との科学のほうの取組なども考えていただいて、今年は予算ゼロということでございますが、今後そういうこともやっていただいて、子供たちの成長に大きな影響を与えていくものと思いますので、そのあたりを踏まえまして教育長のお考えをお聞きいたします。 3点です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、私からは1点目の地域交流サロンが新型コロナウイルス感染症の影響によりまして休止している状況にあるということ、それに関連しての今後の方向性といいますか、令和2年度と3年度との違いというようなところでお答えしたいと思います。 まず、地域交流サロン、あるいは地域敬老会、こういった部分につきましては、令和2年度それぞれの地区、あるいは運営管理者のほうで工夫を凝らしながら開催に向けていろいろ取り組んでいただいたと認識をしております。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により感染拡大をさせてはいけないといった観点から、それぞれの地区にあるサロン、敬老会、こういったことは中止、あるいは休止ということで、承知をしております。 それでも感染対策をしっかりしてやりたいという、つまり地域との高齢者同士の交流を保っていきたい、あるいは最低限の体力、心身の状況を維持していきたいというような思いで、工夫を凝らしてやろうとしていた地区もございましたので、そういったところに対しましては、町のほうで衛生物品、マスクであったり手指消毒のアルコール消毒液、こういったものをご用意して開催していただければと、ただ、無理は禁物だというふうに申し上げて、中止、あるいは休止も念頭に置きながら開催についてご判断いただきたいというようなご案内を差し上げたところでございます。 来年度に向けてでございますけれども、予算につきましては、例年どおり予算のほうは計上させていただいております。 またあわせて、この新型コロナウイルス感染症の状況が収束に向かうという中で、それでも日常的にどういうふうな部分に注意が必要なのか、そういったところも地域の方々といろいろと情報共有しながら、実施に向けて歩調を合わせて取り組んでいきたいというふうに考えております。 具体的な違いということでございますけれども、まずはこの新型コロナウイルス感染症の収束が第一だというふうに考えております。その上で元の生活に戻れるようになるということで、新たな前進というより、最低でも今までどおり新型コロナウイルス感染症が拡大する前の生活に戻ることが大事かなというふうに考えておりますので、違いということにはなりませんけれども、そういったところをまずは一つの目標に掲げて取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 審議会等の女性の比率ということでございますが、例えば先日まで行われていました第5次総合計画の審議会なども、男性女性、半分半分ぐらいいらっしゃいました。私としてはいろいろな審議会に女性の方に多く参加していただきまして、まちづくりに対する意見等を述べていただきたいと思っています。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) それでは、ご質問にお答えいたします。 まず、子供たちの育成ということになると思いますが、大きく分けると3つございます。1つは、今、文科省でも提唱しておりますように、主体的、対話的で深い学びと言われております。このためには、まずは基礎学力がないと主体的に学ぶ基礎がない、それから対話的、人とのやり取りの中で交換する情報がないというようなことでいえば、基礎学力をきちっとつけるということは、引き続き重要な場面になると思います。その中でお互いに意見を交換できるとか、そういったコミュニケーション能力、それから情報によってはこれは要らない取捨選択できるような判断力であるとか、そういったことは授業の中で作っていくということになると思います。 2つ目に、ICTに代表されるような新しいものが教育の中に入ってくるということでは、そういったものに慣れてそれを使いこなす、リテラシーも育っていかなければならないなというふうに思います。あわせて、それがどんなふうに活用できるかというところまで届けばさらにいいなというふうに思っております。 そして、3点目は、非認知能力と呼ばれるものですが、例えば我慢する力であるとか、社会への対応力であるとか、集中する力であるとか、自己管理能力であるとか、そういったものは学校という狭い社会ですけれども、その中で人と人との関わりの中で、対面の中で養われたりする場面も非常に多いことで、学校行事や学校でのその他特別活動などの教育活動の中で養われるものだったと考えております。もちろん、そういったことは世の中の社会の中でも、また家庭の中でも地域の中でも養われるわけですので、広く地域の方々にもお力をお借りしながら、そういったものを子供たちにつけさせるように、次世代を担う子供たちをつくっていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) ありがとうございます。1点目はちょっと具体的な答弁をしていただいて申し訳ないです。 先ほど前段議員も町長の施政方針の中からもちょっとお話しされていましたけれども、私もその中で、ここを耐えてこの先の光に向かって歩き出さなければなりませんということなんですけれども、その先に光をともすことこそ私の責任であり、行政の役割であると考えています。そのとおりで、やはり町の方向性とか、具体的な動きというのは、町民が一歩足を前に出す形になります。 それで、昨日も全部の予算の説明をしていただきましたが、今、町の高齢化率が高い中で、元気なお年寄り、高齢者が多いことはいいことだと、悪いことではありません。ただ、今、元気な方が今この状況で要支援であったり、要介護に上がってしまう、なってしまう、その率がどうしても高くなる可能性は大と考えます。その中で町がどうやっていこう、1人でも要支援になる方を減らそう、年を重ねれば加齢ということでいろんな病気と一緒に過ごしていくことになるのはやむを得ないんです。ただ、その中で町の方向性、考え方として元気な方が要支援、要介護に上がらないような取組は、このコロナ禍でこの1年本当に動けなかった中でどうやっていくのかというところをお聞きしたかったので、もう一度その辺、町の考えで今年の予算にどう反映されているのかお願いいたします。 あと、女性比率に関しましては、町長の答弁いただきました。この先、女性の声は非常に大事ですし、現在ごみの廃棄物処理計画でも募集を今しているところですけれども、女性の意見が入るようにしていくことが必要だとは思うんですが、現在審議会を見てみますとどうしても応募も少なく、公募などでも少ない状況なので、そのあたりをどう工夫されていくのか、町としては積極的に進めていくのか、そのあたりをもう一回お聞きします。 3点目の教育に関してですが、教育長のお考え、基礎力、学力ということはいつも聞いておりますので、そのまま続けていっていただくものだと思っています。 その中で、町としてやっぱり将来の子供たちを見据えた教育というものは大事なので、そのあたりを先ほど申し上げましたようないろんな義務教育学校だったり、小中一貫、うちの町も小中一貫教育等、一生懸命取り組んでくれてはいただいておりますが、そういうところとか、適正配置の問題もありますが、町がこのコロナ禍で、そして35人学級でどう子供たちの気持ち、この町に住む人たちの気持ちと考えをまた足して考えていただくのか、審議会もしっかりやっていただいておりますが、そのあたりもうちょっと具体的にお話しいただけたらと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 健康介護課長。 ◎健康介護課長(小島修君) お答え申し上げます。 新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴いまして、町民の皆様の生活は著しく変化したというふうに認識をしています。とりわけ先ほど議員がご指摘しましたように、サロンの休止であったり、敬老会の休止、また町の事業でもございますけれども、介護予防教室なども昨年の前半はお休みをさせていただきました。そういった状況の中で、ご指摘のとおり参加者においては筋力の低下であったり、あるいは心身機能の低下、そういったことが見受けられたということで、私どもも把握を承知をしているところでございます。 今後は、先ほどもご答弁申し上げましたように、まず元の生活に戻るというのが最優先かなというふうには考えております。そのためには、この感染予防というのを基礎的な部分にもなりますけれども、徹底していただくということが大変重要だと思っております。 その上で来年度の事業でございますけれども、ある一つの事業でもって全てが解決するとは考えておりません。 後ほど皆様のほうには出来上がった「みやしろ健康福祉プラン-高齢者編-」、これが刷り上がりましたらまた配付をさせていただきますけれども、この中でも施策としまして、まずは将来像、高齢者の尊厳が守られ、自分らしく生き生きと生きる町、これを将来像に据えまして、これは現行の計画と同じ将来像でございますが、その中に5つの柱を基本目標として掲げております。地域福祉の推進、日常生活への支援、生きがいづくりへの支援、安心と安全の確保、そして健康づくりの推進ということで、これどれか一つでも欠けたらなかなか前には進まないというふうに考えておりますので、この基本目標にぶら下がるそれぞれの事業が健康介護課に限らず全庁的な取組によって推進されていくのかなと、そうすることによって町民の皆様の、特に高齢者においては、要支援になったりとか、要介護度が進展してしまったりとか、そういったことにならないように様々な事業を取り込んで連携を図って進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 町長。 ◎町長(新井康之君) お答え申し上げます。 宮代町の中には様々な審議会等、いろいろ町民の方々からご意見を伺う場所がございます。その中でも審議会になりますと専門家の方々にも入っていただきます。専門家の方々、例えば分かりやすく言いますと、例えば医療関係ですとか、国保の関係ですとか、町の医師会の方々にお願いをするということになりますと、宮代町は女医さんいらっしゃいませんので、男性だけの会合になったりとかというのも多々ございます。 一応団体推薦ですとか、そういう公募枠のほかにも町長推薦ですとかありますので、調整を図りながら、例えば団体推薦であれば女性の方をお願いしていくとか、そういうふうに工夫をしながら、できるだけ女性の方に多く参画していただくようにしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(中村敏明君) お答えを申し上げます。 まず、子供たちについては、繰り返しになりますが、きちっとした、先ほど言ったような力をつけて、世の中に出ていったときに自立してやっていける子供をぜひ育てていきたいというふうに考えております。 そして、小中一貫教育については、平成15年から宮代町はたしか取り組んでいると思いました。そういった伝統的に取り組んでいるものであり、私が教育長になってからそれを強化するという意味では、9年間でどういう子供を育てるのかというようなプランを各学区ごとに作成して取り組ませているところです。そういった意味では今後もそういったものを大事にしながら教育を続けていきたいというふうに考えております。 それから、義務教育学校等については、それも一つの方法だとは思いますが、今、適正配置の審議会を開かせていただいておりますので、そういった答申をいただいたうちにまた次のことを考えていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 丸山妙子議員。 ◆3番(丸山妙子君) 3番、丸山妙子でございます。 コロナ禍で健康介護課におかれましては非常に大変な毎日、町長はじめ職員の皆様方、一生懸命取り組んでくださっている中で、この高齢者、元気な高齢者がいつまでも元気でいられるということを細かいところまで考えていただいて、本当に一人ひとりが健康に過ごしていただけるように考えていただいていて、分かりました。 あと、男女比率に関しても町長からの言葉がございましたので、よろしくお願いします。 あと、教育長のほうに関係して、今、男女比率に関してですが、学校というか、教育におかれましては、早くから学校長、教頭、管理職、指導主事などこの町は早くから女性の比率が高く、今でもすごく取り組んでいただいていると思います。今後ともそのような取組をしていただけると思っております。 教育のほうは分かりました。本当にこれからの世の中どうなっていくか分からない、先が見えない。その中で成人式でも恩師の先生かおっしゃっておりましたが、税金を払える人になってくださいという言葉が私は非常に耳に残ったんですが、どんな状態になってもこのような中で成人式ができて力をつけていける、そして世の中にあなたたちが出て大丈夫だという言葉がとても印象に残りましたけれども、世の中で自立した子供たちが成人になっていく、そのような教育を取り組んでいただけるようにこの予算を受け止めたいと思います。 以上です。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 5番、金子正志です。 職員の体制について伺います。 宮代町は平成16年、春日部市の合併と失敗し、その直後に杉戸町との合併とも失敗し、2005年に行政改革をスタートいたしました。それ以来、職員の数も減り、議員の数も減り、節約してきたわけですけれども、今回、職員が実質6人増えています。これはもう行政改革が終わったからと考えて増やしたのでしょうか。それともたまたま今年は増やしたけれども、来年度以降はまた減らす方向に持っていくのでしょうか。どちらでしょうか。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 暫時休憩します。 △休憩 午後1時32分 △再開 午後1時33分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 令和3年度の当初予算書の212ページ、213ページをちょっとご覧いただければと思うんですけれども、先ほど議員からご指摘いただきました6名という数字につきましては、正規の職員と会計年度任用職員のフルタイムで働かれている方の人数を合わせまして令和2年度と3年度比較しますと6名増えるということで、112ページの総括という表のところでお示しをさせていただいているところでございます。 213ページのア、会計年度任用職員以外の職員のところをご覧いただきますと、来年度は今年度に比較して正規職員2名増やすということで、予算を組ませていただいております。これは令和3年2月1日に新型コロナウイルスワクチンの接種推進のために担当を設置させていただいてございますけれども、その際にも職員を3名異動しておるところでございまして、こういった新たな行政の課題に取り組まなければならないということもございまして、正規の職員を2名程度増えるという見込みで予算を立てさせていただいているところでございます。 一方で、会計年度任用職員の予算書の213ページのイのところをご覧いただければと思いますけれども、括弧書きの数字につきましては、フルタイム以外の会計年度任用職員の数を書かせていただいておりますけれども、こちらにつきましては、ゼロベースで業務に必要な人数を改めて各課に精査していただく中で、人数が減っているというところでございますので、そういった最小限の経費で最大の効果を生み出すような適正な人事配置に努めておるところでございます。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 再質問いたします。 短時間の職員が減りまして正職員と任用職員が増えているということで、人件費が5,590万も増えているわけです。正職員を1回雇いますと40年近くこの役場にいるわけです。想定2億円以上のお給料です。ですから、私としては、これは逆の動きをしたほうがいいと思うんです。正職員はなるべく減らす、そして業務に必要なその都度の短時間職員を増やす、そして人口減少に備えるのが宮代町の正しい姿であるべきだと思います。 国はデジタル行政を進めています。これは最終的に事務業務をデジタル化して職員数を減らそうという動きだと思います。現在休んでいる道州制ですけれども、5年後にはまたスタートする予定です。道州制が進むとどうなるかというと、県の合併みたいなものです。そういう動きが日本全体が進んでいるんです。 今回、職員が増えた40年後の宮代町を想像しますと、この中で多分元気な方は二、三人しかいないと思いますけれども、その40年間に宮代町の人口はたしか3割ぐらい減るんだと思いました。減り続けるんです。道州制がスタートする2025年には宮代町の団塊の世代は、全員75歳以上の後期高齢者になるんです。宮代町の財政的なピンチが始まるわけです、目の前に。 宮代町は昭和30年に誕生しました。私は昭和28年生まれです。ですから、私が生まれた頃、昭和の大合併が始まっていたわけですよね。それで、宮代町は須賀村、百間村、杉戸町、その奥のほうの堤根だとかそういったところと合併して、杉戸、宮代が一つの町になる予定だったのを土壇場で宮代町が反対して、杉戸との合併はならなかったといういきさつがあるんです。それから約45年たちまして平成の大合併が起こった。これは人々の移動が徒歩ではなくて車になったんですから当然の話です。そして、今は人々の移動が車ではなくてネットなんです。もう距離は関係ない。こういう時代にあって、人口が減り続ける中にあってこの小さな町を維持しようということは考えにくいんです。ですから今、職員を増やしてはいけないんです、完全に。減らす方向で考えるべきなんです。 昭和の大合併から平成の合併、平成の合併から45年たつと2045年、令和の合併が多分始まります。デジタル行政、道州制、令和の合併、こういう流れが想像できるんです。それに対応して予算を組んでいく、町の運営をしていくということが大事なんじゃないかと思います。 答弁はないと思いますけれども、何かお考えがありましたら答弁をお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 総務課長。 ◎総務課長(赤井誠吾君) それでは、お答え申し上げます。 議員ご指摘のとおり、職員数については最小限に抑えるような形で考えていくべきだとは考えてございますが、一方でコロナ禍で様々な行政課題が今見られておるところでございます。そういったところにきめ細やかに対応していくためには、高度な専門知識等も必要になってございまして、例えば民生部門では保健師ですとか、社会福祉士ですとか、そういった専門職の方の活躍というのが非常に重要になってきておるところでございます。 当町におきましても、こういった職員についてはなるべく採用するような形で活躍していただこうと思っているところでございまして、そういった中で職員数が増えているということもございます。 今後、議員ご指摘の点を踏まえまして、先ほども申し上げましたけれども、適正な人員配置に努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 金子正志議員。 ◆5番(金子正志君) 専門職の方を採用するというのは本当にいい考えだと思います。逆に言えば何の資格も持っていない人はもう採用しないでいただきたい。 以上です。
    ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔発言する人なし〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第15号 令和3年度宮代町一般会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号 令和3年度宮代町一般会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤栄一でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第15号 令和3年度宮代町一般会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第16号の上程、説明、総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第3、議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 本議案は、令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算の総額を35億2,969万7,000円とさせていただくものでございます。 令和2年度当初予算と比較いたしますと9,980万3,000円、率にして2.7%の減となっております。 主な理由といたしましては、被保険者数の減少に伴い、保険給付費等が減額となるものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 補足説明を求めます。 住民課長。   〔住民課長 高橋暁尋君登壇〕 ◎住民課長(高橋暁尋君) 議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算につきまして、補足して説明を申し上げます。 予算書227ページをお願いします。 第1条において、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億2,969万7,000円とするものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を2億円とするものでございます。 第3条は、歳出予算の流用を定めるもので、保険給付費の各項に計上した予算額に不足が生じた場合に、同一款内で各項の間で流用ができるとするものでございます。 令和3年度の予算の概要ですが、歳入歳出予算の総額は35億2,969万7,000円で、前年度と比較いたしまして率にして2.7%の減額となっております。主な理由は、被保険者数の減少により税収及び医療費が減少したことによるものでございます。 228ページをお願いします。 歳入では、国民健康保険税が6億6,941万5,000円、前年度と比較いたしまして1,993万6,000円、率にして2.9%の減額となり、税収不足を補うため法定外繰入金は3,584万5,000円増額し、1億1,398万2,000円としております。 また、県支出金は、医療費の減少により25億1,789万3,000円、前年度と比較いたしまして1億998万5,000円、率にして4.2%の減額となりました。 歳出では、保険給付費が24億8,200万2,000円で、前年度と比較いたしまして1億2,039万7,000円、率にして4.6%の大幅な減額となりました。これは被保険者数の減少により医療費が減少したことによるものでございます。 事業内容では、令和3年3月からマイナンバーカードの健康保険証としての利用が可能となり、被保険者の資格確認や医療費が高額になったときに使用する限度額認定証の手続が簡素化されております。また、国民健康保険税の見直しを1年延期しておりまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮しながら、令和4年度の税率等の見直しの検討を進めることとしております。 保健事業では、六花で肺がん検診が受診可能となるため、被保険者への受診勧奨を推進します。また、特定健康診査や特定保健指導では、十分な新型コロナウイルス感染症予防対策を実施しながら受診率の向上に努めてまいります。 予算の内容につきましては、事項別明細書によりご説明申し上げます。 234ページをお願いします。 初めに、歳入でございます。 1款国民健康保険税、1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税については6億6,941万2,000円で、前年度と比較いたしまして1,993万3,000円、率にして2.9%の減収を見込んでおります。 1節医療給付費分現年課税分については、医療費の財源として徴収するもので、町の納付書や口座振替で納めていただく普通徴収分と年金から天引きされる特別徴収分で4億4,437万9,000円を計上しております。 2節後期高齢者支援金分現年課税分については、後期高齢者医療制度への支援金として徴収するもので、1億4,948万7,000円を計上しております。 3節介護納付金分現年課税分については、介護保険制度への納付金として徴収するもので、4,984万6,000円を計上しております。いずれも被保険者の減少に伴い、減収となっております。 4節から6節の滞納繰越分については、令和2年度以前の税を徴収するものでございます。 2目退職被保険者等国民健康保険税でございますが、退職被保険者については、平成26年度までに65歳未満の会社員の方とその被扶養者だった方が対象となるもので、3,000円を計上しております。退職者医療制度は平成27年3月末に廃止され、現在対象者はおりません。 4節の医療給付費分滞納繰越分から6節の介護納付金分滞納繰越分までは、科目設定となっております。 次のページ、236ページをお願いします。 2款国庫支出金、1項国庫補助金、1目災害臨時特例補助金については、新型コロナウイルス感染症の影響により給与等の収入が著しく減少した方への減免等に対する補助金で、科目設定でございます。 3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金については25億1,789万2,000円で、前年度と比較いたしまして1億998万5,000円、率にして4.2%の減額でございます。 1節普通交付金については、保険給付費等に対する交付金で、被保険者数の減少に伴う保険給付費の減額により、前年度比較いたしまして1億1,558万2,000円の減額となっております。 2節特別交付金のうち、保険者努力支援分については、市町村の医療費の適正化や保健事業の取組に対し、県を通して国から交付されるもので、1,217万円を計上しております。特別調整交付金分(市町村分)については、全国一律の画一的な測定方法で措置できない市町村の特別な事情がある場合に県を通して国から交付されるもので、855万4,000円を計上しております。令和2年度分の新型コロナウイルス感染症の保険税の減免に対する交付が見込まれるため、大幅な増額となっております。県繰入金(2号分)については、医療費の適正化に係る経費について県から交付されるもので、1,615万3,000円を計上しております。特定健康診査等負担金については、特定健康診査等の実施経費に対して交付されるものでございます。負担率は3分の2でございます。 2項財政安定化基金交付金、1目財政安定化基金交付金については、災害等のやむを得ない事情により収入不足が生じた場合に県に設置された基金から借入れをするもので、科目設定でございます。 4款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金については、出産費用の一部を貸付けする目的で設置された基金の運用利子でございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金については3億3,707万5,000円で、前年度と比較いたしまして3,015万7,000円、率にして9.8%の増額でございます。 1節、2節の保険基盤安定繰入金については、低所得者対策の保険税軽減分、保険者支援分として国・県の負担金と合わせて繰り入れるものでございます。対象者数の減少に伴い、384万2,000円の減額となっております。 3節職員給与費等繰入金でございますが、次のページ、238ページをお願いします。 職員給与費等繰入金については、事務職員の給与費や事業運営の事務的経費、国民健康保険税の賦課徴収に必要な経費、埼玉県国保連合会への負担金納付事業に係る経費、町の国保運営協議会の運営に係る経費を一般会計から繰り入れるものでございます。 4節出産育児一時金繰入金については、出産育児一時金の3分の2相当額を繰り入れるものでございます。 5節財政安定化支援事業繰入金については、国民健康保険財政の健全化を図るために地方財政措置された額を繰り入れるものでございます。 6節その他一般会計繰入金については、歳出に対する歳入の財源不足を補うもので、1億1,398万2,000円を計上しております。高齢化により1人当たりの医療費が増加して、県に納付する国民健康保険事業費納付金が増額し、財源不足が拡大したことから、前年度と比較いたしまして3,584万5,000円の増額となっております。 6款繰越金については、科目設定でございます。 1項繰越金、1目県支出金等繰越金については、前年度の決算で県から交付金等に剰余金が生じた場合に繰り越すものでございます。 2目その他繰越金については、前年度の決算で町からの繰入金に剰余金が生じた場合に繰り越すものでございます。 7款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目一般被保険者延滞金については、納期限までに納付されなかった一般被保険者の国民健康保険税の遅延期間に応じて徴収する延滞金で460万円を計上しております。 2目退職被保険者等延滞金については、科目設定でございます。 2項町預金利子、1目町預金利子については、歳計現金の預金利子でございます。 3項雑入、1目一般被保険者第三者納付金、次のページ、2目退職被保険者等第三者納付金については、給付の事由が本人以外の第三者の行為によって発生した場合の加害者からの損害賠償金を受け入れるもので、科目設定でございます。 3目一般被保険者返納金、4目退職被保険者等返納金については、被保険者の資格の錯誤や医療機関の請求の誤りによる返納金で、科目設定でございます。 5目雑入については、がん検診等の個人負担で70万4,000円を計上しております。 歳入は以上でございます。 次のページ、242ページをお願いします。 続きまして、歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、一般管理事業については、職員の人件費、事務的経費で6,023万5,000円を計上しております。職員の人事異動に伴い、前年度と比較いたしまして135万3,000円の増額でございます。 244ページをお願いします。 2目連合会負担金、埼玉県国保連合会負担金納付事業については、県内の市町村が共同で実施する事業に対する負担金で48万1,000円を計上しております。 2項徴税費、1目賦課徴収費、国民健康保険税賦課徴収事業につきましては641万2,000円で、事務用品等の見直しにより前年度と比較いたしまして9万5,000円の減額でございます。 3項運営協議会費、1目運営協議会費、国保運営協議会運営事業については48万5,000円を計上しております。 246ページをお願いします。 2款保険給付費、1項療養所費、1目一般被保険者療養給付費、一般被保険者療養給付事業については、医療機関での外来、入院、調剤などの医療費で、21億9万9,000円を計上しております。被保険者数の減少により前年度と比較いたしまして9,990万1,000円の減額でございます。 3目一般被保険者療養費、一般被保険者療養費支給事業については、あんま、リハビリ、マッサージなどの治療費、補装具や被保険者がやむを得ない事由により自費で療養を受けた場合に、後から保険者が現金で支給する医療費で2,311万1,000円を計上しております。被保険者数の減少により前年度と比較いたしまして388万9,000円の減額でございます。 5目審査支払手数料、診療報酬明細書審査支払事業については、国民健康保険団体連合会に委託している診療報酬明細書の審査及び診療報酬の支払いに関する業務の手数料で、521万6,000円を計上しております。被保険者数の減少により、前年度と比較いたしまして24万5,000円の減額でございます。 248ページをお願いします。 2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、一般被保険者高額療養費支給事業については、療養給付費に要する自己負担額が政令で定めた限度額を超えた場合、その超えた額を給付するもので、3億3,931万9,000円を計上しております。被保険者数の減少により前年度と比較いたしまして1,068万1,000円の減額でございます。 3目一般被保険者高額介護合算療養費、一般被保険者高額介護合算療養費支給事業については、医療保険に係る自己負担と介護保険に係る自己負担との合算額が政令で定めた限度額を超えた場合にその超えた額を給付するもので、前年度と同額20万円を計上しております。 3項移送費、1目一般被保険者移送費、一般被保険者移送費支給事業については、被保険者が医師の指示により入院や転院などの必要が生じた場合に移送にかかった経費を支給するもので、前年度と同額の10万円を計上しております。 250ページをお願いします。 4項出産育児諸費、1目出産育児一時金、出産育児一時金支給事業については、被保険者が出産したとき42万円を支給するもので、1,050万円を計上しております。実績を踏まえ、前年度と比較いたしまして462万円の減額でございます。 2目支払手数料、出産育児一時金支払事務委託事業については、出産育児一時金の医療機関への直接払いに係る支払い業務の国保連合会への事務委託料で6,000円を計上しております。 5項葬祭諸費、1目葬祭費、葬祭費支給事業については、被保険者の葬祭に対して5万円を支給するもので、345万円を計上しております。 6項傷病手当金、1目傷病手当金、傷病手当金支給事業については、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者への傷病手当金で、科目設定でございます。 252ページをお願いします。 3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費分、1目一般被保険者医療給付費分、一般被保険者医療給付費分納付金納付事業については、5億9,837万8,000円で、1人当たりの医療費の増額により前年度と比較いたしまして2,261万2,000円の増額でございます。 2目退職被保険者等医療給付費分、退職被保険者等医療給付費分納付金納付事業については、科目設定でございます。医療給付費分については、医療給付費の財源として県に納付するものでございます。 2項後期高齢者支援金等分、1目一般被保険者後期高齢者支援金等分、一般被保険者後期高齢者支援金等分納付金納付事業については2億714万2,000円で、前年度と比較いたしまして656万4,000円の減額となっております。 2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分、退職被保険者等後期高齢者支援金等分納付金納付事業については、科目設定でございます。後期高齢者支援金等分については、後期高齢者医療制度への支援金の財源として県に納付するものでございます。 3項介護納付金分、1目介護納付金分でございます。次のページのほうをお願いいたします。 介護納付金分納付金納付事業については、40歳から64歳の第2号被保険者に納めていただいた介護保険料を県に介護納付金として納付するもので8,006万8,000円を計上しております。介護2号被保険者の1人当たりの負担額が増加したため、前年度と比較いたしまして597万1,000円の増額となっております。 4款共同事業拠出金、1項共同事業拠出金、1目その他共同事業拠出金、その他共同事業拠出金納付事業については、埼玉県国民健康保険団体連合会が一括して実施する県内市町村の被保険者の資格管理に係る費用を負担するもので、前年同額の1万円を計上しております。 5款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費、特定健康診査等実施事業については、4,442万6,000円を計上しております。被保険者の減少により受診券の発送業務等の経費が減ったことから、前年度と比較いたしまして24万1,000円の減額となっております。 特定健康診査及び特定保健指導については、法律に基づいて40歳以上の被保険者に対し、生活習慣病の早期発見を目的にメタボリックシンドロームの予備軍を抽出し、生活習慣の改善への取組を促すものでございます。令和3年度は、特定健康診査の実施率を受診対象者の54%、特定健康指導の実施率を保健指導が必要となる対象者の48%を目標に受診勧奨を実施してまいります。 256ページをお願いします。 2項保健事業費、1目疾病予防費、疾病予防事業については、被保険者の疾病予防及び早期発見による重症化の防止を図るため、がん検診の実施、人間ドック等の受診者への補助、みやしろ健康マイレージを実施するもので、3,558万3,000円を計上しております。みやしろ健康マイレージの歩数計購入費やキャンペーン参加者記念品、生活習慣病重症化予防対策事業負担金の事業実施を踏まえ、前年度と比較いたしまして213万4,000円を減額しております。 258ページをお願いします。 2目保健衛生普及費、保健衛生普及事業については、年6回の医療費通知やジェネリック医薬品を利用した場合の差額通知の発送経費で、186万7,000円を計上しております。 6款公債費、1項公債費、1目利子、公債費利子償還事業については、一時借入れを行った場合の償還利子を支払うための経費でございます。 7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金、一般被保険者保険税還付事業については240万円、2目退職被保険者等保険税還付金、退職被保険者等保険税還付事業については10万円を計上しております。国民健康保険税の過誤納金が生じた場合に還付するものでございます。 3目償還金でございますが、260ページをお願いします。 県支出金等返還事業については、県支出金等の精算に伴い、超過交付が生じた場合に返還するもので、科目設定でございます。 4目一般被保険者還付加算金、一般被保険者還付加算金事業については10万円、5目退職被保険者等還付加算金、退職被保険者等還付加算事業については3,000円を計上しております。地方税法の規定に基づき、国民健康保険税の過誤納金を還付する際に必要に応じて加算するものでございます。 2項繰出金、1目一般会計繰出金、一般会計繰出事業については、前年度分の決算終了後に一般会計からの繰入金の超過交付額を返還するもので、科目設定でございます。 8款予備費については、年度途中に生じる不測の事態に備えるため、1,000万円を計上しております。 262ページから267ページにかけては、給与費明細書でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) ここで休憩いたします。 △休憩 午後2時10分 △再開 午後2時25分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けします。 質疑はありませんか。 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 総括質疑をさせていただきます。 ご承知のように、自営業者や年金生活者、これは75歳未満ですが、それと非正規雇用で働く人などが加入する国民健康保険制度でございます。 2018年度から都道府県化ということで実施されました。この間、国保税も引き上げられてきました。新年度におきましては、国保運営協議会で新型コロナウイルス感染症を理由に据置きというふうに答申されたと。その反映でございます。これを受けて予算化されているわけなんですけれども、心配なのは、やはり新型コロナウイルス感染症の影響による国保加入者の所得減少が国保財政にも影響を与えると思います。 これが新年度については考慮されておりますけれども、これが令和4年度に向けて、やはり国保財政にも国保加入者の所得の減少は影響を与えると思うんですね。 国保財政の減収は保険税の引上げにつながるわけなんですけれども、こういう状態が続くとすれば国保財政も厳しくなると思うんですが、その点ではどういうふうに乗り切っていくのか、その点について1点ですが、お答えいただきたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 新型コロナウイルス感染症による国保税の減収にどう対応するのかというご質問かとは思うんですけれども、来年度、令和3年度の予算については、新型コロナウイルス感染症による税収の減額については見ていないところから、この後、どうなるかというところはまだ分からないところなんですけれども、新型コロナウイルスによる感染症の影響がこの後、2年、3年で終わるのか、また、一時的にとどまらずに長期化するのかというのは、ちょっとこれはまだ現時点では分からないところではございます。 このため、町としては現状では、税収確保のための収納率の向上の取組や医療費の歳出削減に向けて、保健事業や支出を抑えるための取組について取り組んでいくというようなことになるかと思います。 それで、保険税の見直しについては、いずれにしても、答申の際に来年度に見送るという方針が出ておりますので、答申は行うこととしております。その中で、その時点での新型コロナウイルス感染症の状況等を踏まえて、また審議委員さんたちにご審議いただいて、結果を受けて、町の方針のほうは決めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 再質問させていただきます。 国保税、このままいけばどうするのかというと、必ず収納率の向上というふうに答えるんですけれども、そうなると、収納率の向上というと、国保税、大変な中で所得も低いわけですね。そういう中で収納率を向上ということは、滞納している人たちはほとんど生活困窮なんですよ。払いたくても払えない状況。 ですから、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、最も打撃を受ける人たちにさらに追い打ちをかけるというようなことになりかねないわけなんですけれども、私はそういった点では、ほかの県では、国保財政の減収分、これは県の剰余金で賄っている県も実際あるわけですね。これは佐賀県なんかそういうふうになっているというふうに聞いているんですけれども、そういう意味ではそういったことを考えていかないと、これはまた国保税の引上げになるわけでございます。 そういうふうにならないように、やはり払える国保税にすることが肝要かと思うんですけれども、その点について再度お尋ねしたいと思います。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 国民健康保険税につきましては、所得割と均等割を負担していただいているところなんですけれども、どうしても払えないという人たちに対しましては、納税相談等に応じて、それぞれその状況に応じた対応をさせていただいているところでございます。 納税のほうが困難な場合には、申請により徴収の猶予が認められる場合もございます。また、一時的に納付してしまうと、事業が進まなくなったり生活が困難になる方については、分割して納付する方法もありますので、それぞれの人に応じた対応をさせていただければというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) 丸藤栄一議員。 ◆2番(丸藤栄一君) 議席2番議員の丸藤でございます。 それはそれで対応するということで、それは分かるんですけれども、やはりそれだけで済まないというふうになるわけですよ。これまでもそういう状況が続いていますので。 じゃ、それはそれとして、それも一つの対応なんですけれども、先ほど歳出削減を図っていくということなんですが、もう一つの歳出削減はどういうふうに図っていくのか、その点、具体的にお願いしたい。 以上です。 ○議長(田島正徳君) 答弁を求めます。 住民課長。 ◎住民課長(高橋暁尋君) それでは、お答え申し上げます。 歳出削減への取組についての具体的な事例ということでございますけれども、歳出削減というのは、やっぱり医療費を削減するのが一番有効であろうということで、被保険者の方々が健康でいられるというのが一番のことだというふうに考えております。 そのために、町では特定健診や特定保健指導の実施率の向上を目指していくということに取り組んでまいります。 また、ジェネリック医薬品の普及啓発に取り組んだり、また、がん検診の受診の勧奨、さらに重複頻回で薬品を多くもらっている人というのもいらっしゃいますので、そういったこともなくなるように取り組んでまいりたいというように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田島正徳君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第16号 令和3年度宮代町国民健康保険特別会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明、総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第4、議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 本議案は、令和3年度介護保険特別会計予算の総額を30億9,059万7,000円とさせていただくものでございます。令和2年度と比較いたしますと1億4,750万2,000円、率にして約4.6%の減となっております。 主な理由といたしましては、第8期介護保険事業計画の策定に当たって、令和3年度からの介護給付費等を推計した結果、減額となったものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 補足説明を求めます。 健康介護課長。   〔健康介護課長 小島 修君登壇〕 ◎健康介護課長(小島修君) それでは、議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算について補足説明を申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の269ページをご覧いただきたいと存じます。 まず、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億9,059万7,000円とさせていただくものでございます。 第2条は、一時借入金の最高額を5,000万円と定めるものでございます。 第3条の歳出予算の流用につきましては、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合に、同一款内で予算の流用ができることを定めるものでございます。 それでは、予算の内容につきまして、事項別明細書によりご説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の276ページをお開きいただきたいと存じます。 初めに、歳入でございますが、1款介護保険料につきましては6億8,900万6,000円でございます。 介護保険料につきましては、介護保険料段階ごとの構成見込人数により算定をしております。第1段階から第3段階までの軽減強化の通年化の影響により、令和2年度と比較いたしますと811万1,000円の減額でございます。 なお、年金天引きによる特別徴収分が全体の約93%で、納付書等により納付いただくいわゆる普通徴収分が約7%と見込んでおります。 2款分担金及び負担金につきましては、蓮田市、白岡市との協定に基づく在宅医療・介護連携共同実施事業につきまして、令和3年度は宮代町が幹事市町となるため、2市からの負担金を受け入れるものでございます。 3款支払基金交付金につきましては、介護給付費交付金と地域支援事業交付金を合わせまして、合計で7億7,865万6,000円、前年度比で3,945万6,000円の減でございます。この交付金は、第2号被保険者の介護保険料を取りまとめております社会保険診療報酬支払基金から市町村に交付されるものでございます。介護給付費等の見込額に法定の負担割合を乗じて算定をしております。 本年度につきましては、第8期介護保険事業計画の策定に併せ保険給付費を算定し、歳出額を昨年度比で1億4,776万1,000円減額いたしましたことから、給付費の割合で給付される各交付金が昨年度比で減額となっております。 4款国庫支出金、1項国庫負担金につきましては5億950万2,000円でございます。この負担金につきましては、介護給付費の見込額に国の負担割合に乗じて算定しておりますが、前年度比で2,431万6,000円の減額となっております。 2項国庫補助金、1目調整交付金につきましては、全国レベルでの財源格差の是正を図ることを目的として交付されるものでございますが、3,480万円となっております。直近の給付実績を勘案したもので、昨年度までは科目設定とさせていただいたため、3,479万9,000円の増となっております。 278ページをお願いいたします。 2目地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業分及び3目総合事業以外の地域支援事業分につきましては、それぞれ関連事業費に所定に交付率を乗じた額を計上しております。 4目保険者機能強化推進交付金及び5目保険者努力支援交付金につきましては、高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を推進することを目的として交付されるものでございますが、科目設定とさせていただいております。 5款県支出金、1項県負担金につきましては4億1,088万2,000円でございます。県負担金につきましては、介護給付費の見込額に県の負担割合を乗じて算定しておりますが、前年度比で2,370万5,000円の減額となっております。 2項県補助金につきましては、1目、2目は国庫補助金と同様、地域支援事業に係る交付金でございます。 3項県委託金につきましては、生活保護を受けている方で県が介護扶助の決定を行う場合に、市町村に委託される認定調査及び介護認定の審査に係る事務委託金でございます。 280ページをお願いいたします。 6款財産収入につきましては、介護保険給付費準備基金から生じる預金利子を受け入れるためのもので、科目設定でございます。 7款繰入金、1項一般会計繰入金でございますが、1目介護給付費繰入金につきましては3億5,399万4,000円でございます。介護給付費に対する法定の町負担分の繰入金でございますが、介護給付費見込額の減額に伴い、前年度比で1,847万円の減額となっております。 2目及び3目の地域支援事業繰入金につきましては、それぞれ介護予防・日常生活支援総合事業及び総合事業以外の地域支援事業に対する町負担分の繰入れでございます。 4目その他一般会計繰入金につきましては、担当職員の人件費のほか、事業運営に必要な事務的経費や認定事務費等を繰り入れるものでございます。 5目低所得者保険料軽減繰入金につきましては2,857万5,000円でございます。この繰入金は、保険料算定の所得段階の第1段階から第3段階に該当する方の保険料軽減相当額を補填するための財源として繰り入れるものでございます。令和2年度途中に軽減が強化されたため、前年度比1,357万1,000円の増額となっております。 次に、2項基金繰入金につきましては、当初予算を編成するに当たり、財源調整のため準備基金から繰り入れるものでございます。 8款繰越金につきましては、前年度の決算剰余金を繰越しするための科目設定でございます。 282ページをお願いいたします。 9款諸収入でございますが、1項町預金利子及び2項延滞金、加算及び過料につきましては、科目設定となっております。 3項1目雑入の第1節実費弁償金につきましては、介護予防事業参加者から徴収する保険料や材料費の実費分でございます。 また、2節雑入につきましては、コピー代金及び成年後見制度審判申立手数料の返還金等について科目設定をさせていただくものでございます。 3節利用者負担金につきましては、配食サービスの利用者負担金及び介護用品支給事業における利用者負担金を計上してございます。 歳入は以上でございます。 続きまして、歳出でございますが、284ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理事業につきましては、担当職員の人件費や事務的な経費でございます。人件費の減額によりまして、前年度比で386万1,000円の減でございます。 286ページをお願いいたします。 2項徴収費、1目介護保険料賦課徴収事業につきましては、介護保険料を賦課徴収するための郵送料や電算委託料などでございます。 2目滞納処分事業につきましては、保険料の滞納者の状況調査などを行うための郵便料でございます。 3項介護認定審査会費、1目介護認定審査会運営事業につきましては、認定審査会の委員報酬や介護認定に必要な主治医意見書の作成料などを計上しております。 288ページをお願いいたします。 4項認定調査費、1目認定調査事業につきましては、介護認定に必要な訪問調査員の報酬や委託料などでございます。 5項趣旨普及費、1目趣旨普及事業につきましては、介護保険制度を周知するためのパンフレット等を作成するための経費でございます。 2款保険給付費、1項介護サービス等諸費でございますが、この項に計上している事業につきましては、要介護1から要介護5の方が利用した介護サービスに対する保険給付でございます。第8期介護保険事業計画の策定に併せて、実績等を勘案して推計し、各事業の予算額を計上しております。介護サービスの利用は引き続き増加が見込まれるものの、給付総額は令和2年度の予算額を超えないものと見込んでおります。 1目居宅介護サービス給付事業につきましては10億8,710万円、前年度比で1,665万2,000円の増額でございます。訪問介護やデイサービスなど在宅サービスに対する保険給付でございます。 290ページをお願いいたします。 2目特例居宅介護サービス給付事業につきましては、前年同額の10万円を計上しております。こちらは1目の特例で、要介護認定を受ける前に緊急やむを得ない理由により受けたサービスに対して保険給付を行うものでございます。 なお、2目のように、事業名の頭に「特例」の2文字がつく事業がこれから数多く出てまいりますが、この特例の事業につきましては、全てその直前に説明いたします事業の緊急やむを得ない場合の予算科目となっておりますので、恐れ入りますが、これ以降は説明を省略させていただきたいと思います。 それでは、次の3目地域密着型介護サービス給付事業につきましては3億5,773万6,000円、前年度比で1,326万2,000円の増額でございます。地域密着型のグループホームや小規模多機能型施設などを利用した場合の保険給付でございます。 5目施設介護サービス給付事業につきましては、10億770万7,000円、前年度比で1億2,465万5,000円の減額でございます。特別養護老人ホームなどの介護施設に入所されている方に対する保険給付でございます。 292ページをお願いいたします。 7目居宅介護福祉用具購入費給付事業については、在宅での自立生活に必要な福祉用具の購入、また、8目居宅介護住宅改修費給付事業につきましては、段差の解消や手すりの取付けなどの住宅改修費用に対する保険給付となっております。 294ページをお願いいたします。 9目居宅介護サービス計画給付事業につきましては1億2,578万2,000円、前年度比で705万8,000円の増額でございます。要介護認定を受けた方のケアプランの作成費用を保険給付するものでございます。 次に、2項介護予防サービス等諸費でございますが、この項に計上しております事業につきましては、要支援1及び要支援2の方が利用したサービスに対する保険給付費となっております。 まず、1目介護予防サービス給付事業につきましては6,033万7,000円、前年度比202万7,000円の増額でございます。介護予防を目的とした通所リハビリや介護保険施設でのショートステイなどのサービス利用に対する保険給付でございます。 296ページをお願いいたします。 3目地域密着型介護予防サービス給付事業については6,226万6,000円、前年度比269万8,000円の増額でございます。地域密着型のグループホーム等で受ける介護予防サービスに対する保険給付でございます。 5目介護予防福祉用具購入費給付事業つきましては、要支援の方が使用する福祉用具の購入に対する保険給付となっております。 298ページをお願いいたします。 6目介護予防住宅改修費給付事業につきましては、要支援の方の住宅改修に対する保険給付となっております。 7目介護予防サービス計画給付事業につきましては、要支援の方の介護予防ケアプランの作成費用に対する保険給付でございます。 3項その他諸費、1目審査支払手数料事業については、介護事業者からの保険請求に係る審査及び支払事務を国保連合会に委託して行うものでございます。 300ページをお願いいたします。 4項高額介護サービス等費、1目高額介護サービス費給付事業につきましては5,635万9,000円、前年度比694万1,000円の減額でございます。これは、介護保険サービスの利用料が一定額以上となった場合に、利用者の負担軽減を図るため、負担限度額を超えた部分について保険給付するものでございます。 5項特定入所者介護サービス等費でございますが、この項に計上しております事業につきましては、低所得者の負担軽減を図るために、特別養護老人ホームなどの施設に入所されている方の食費と居住費、滞在費の一部につきまして保険給付するものでございます。 1目特定入所者介護サービス費給付事業につきましては、要介護の方を対象として8,682万4,000円を計上しております。 また、302ページになりますが、3目の特定入所者介護予防サービス費給付事業は、要支援の方を対象としたもので50万円を計上しております。 次に、6項高額医療合算介護サービス等費、1目高額医療合算介護サービス費給付事業につきましては、医療保険と介護保険を合わせた自己負担額が高額となった場合に、一定の基準額を超えた部分を保険給付するものでございます。 304ページをお願いいたします。 3款地域支援事業費でございますが、この地域支援事業は、高齢者が要介護等の状態になることの予防と自立支援の観点から市町村が実施する事業で、介護予防・生活支援サービス事業費、一般介護予防事業費及び包括的支援事業・任意事業費で構成されております。 まず、1項介護予防・生活支援サービス事業費、1目介護予防・生活支援サービス事業につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業における訪問型サービス費及び通所型サービス費並びに高額介護予防高額医療合算サービス費を計上しております。 2目介護予防ケアマネジメント事業につきましては、総合事業のみを利用する要支援者及び総合事業対象者のケアプランを作成するためのケアマネジメントに係る経費でございます。 2項一般介護予防事業費、1目一般介護予防事業費、(1)介護予防普及啓発事業につきましては、一般高齢者の方などを対象とした筋力アップのための健康体操や口腔、栄養、認知症予防などの介護予防の知識を身につけていただく講座開催などに係る経費でございます。 306ページをお願いいたします。 (2)地域介護予防活動支援事業につきましては、介護予防健康づくり活動や地域交流サロンの関連経費で、地域での自主的な支え合い活動に対し支援を行うものでございます。 次に、3項包括的支援事業・任意事業費でございますが、1目総合相談事業につきましては、窓口等での各種相談支援や地域の高齢者を見守るための見守り支援ネットワーク事業の運営に係る経費でございます。 2目権利擁護事業につきましては、高齢者の権利擁護を図るための成年後見制度の利用促進や、虐待や消費者被害等を防止するための研修会等に係る旅費を計上しております。 3目任意事業でございますが、恐れ入りますが、308ページをお願いいたします。 (1)認知症高齢者見守り事業につきましては、徘回行動が見られる高齢者を対象に、位置情報の端末機を利用した探索サービスの関連経費でございます。 (2)介護給付等費用適正化事業につきましては、介護事業所の不適切な請求を防止するため、国保連合会と連携して給付費のデータ分析や介護給付費通知の送付、ケアプラン点検の実施など、介護給付の適正化を図るための事業でございます。 (3)自立生活支援事業につきましては、介護相談員の報酬や高齢者等への給食配食サービス、緊急時通報システムなどに係る経費で、実績を勘案した予算計上となっております。 (4)家族介護継続支援事業につきましては、排泄等の介護を必要とする方を対象に、介護する家族の経済的負担の軽減を図るため、紙おむつ等の介護用品を支給するための経費でございます。 310ページをお願いいたします。 (5)高齢成年後見制度利用支援事業につきましては、認知症などにより判断能力が不十分な高齢者の保護を目的として、後見申立てを行う親族がいない場合に、町が家庭裁判所に申立てを行うための経費を計上しております。 (6)福祉用具・住宅改修支援事業につきましては、介護保険制度で定められた資格を有する建築士などが住宅改修のための理由書を作成した場合の手数料でございます。 (7)認知症サポーター等養成事業につきましては、学校や職場、地域などにおいて認知症の人とその家族を支える認知症サポーターを養成するための事業でございます。 4目地域包括支援センター運営事業につきましては、地域包括支援センターの運営委託等に係る経費でございます。 312ページをお願いいたします。 5目在宅医療・介護連携推進事業につきましては、医療と介護の両方を必要とする高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、関係機関が連携して在宅医療と介護サービスの提供体制を構築していく事業であり、在宅医療・介護連携拠点の運営委託に係る経費や蓮田市、白岡市と共に共同で研修会等を実施するための経費等でございます。 6目生活支援体制整備事業につきましては、高齢者が日常生活を続けていく上で必要な支援サービスの検討や担い手の養成など、町内の支援体制のネットワークを構築していく事業であり、協議体の運営経費、生活支援コーディネーター業務の委託経費でございます。具体的には、第5次総合計画に位置づけましたおかえりなさい!地域デビュー事業、高齢者困りごとサポート事業となっております。 7目認知症総合支援事業につきましては、今後ますます増加することが予想される認知症の対策に係る事業であり、認知症初期集中支援チームに係る経費でございます。 314ページをお願いいたします。 4項その他諸費、1目審査支払手数料事業につきましては、国保連合会に委託して行う総合事業に係る介護報酬請求の審査支払事務の手数料でございます。 4款基金積立金、1項基金積立金、1目介護保険給付費準備基金積立事業につきましては、科目設定でございます。 5款公債費、1項公債費につきましては、一時借入金が発生した場合の利子を支払うための予算措置でございます。 6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号被保険者保険料還付事業につきましては、資格喪失等により過年分の介護保険料に過誤納が生じた場合の予算措置でございます。 316ページをお願いいたします。 2目第1号被保険者保険料還付加算金事業につきましては、保険料還付の際、必要に応じて還付加算金を支払うものでございます。 3目償還金、国庫支出金等返還事業につきましては、前年度決算において国・県及び支払基金からの支出金等に超過交付が生じた場合、その超過額を返還するための科目設定となっております。 2項繰出金、1目一般会計繰出事業につきましては、前年度の一般会計からの繰入金について、決算後の剰余金を一般会計に返還するための科目設定でございます。 7款予備費につきましては、各事業における不測の支出に備えるためのもので、前年度と同額の1,000万円を計上しております。 最後に、318ページから323ページにかけましてが給与費明細となっております。 補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けします。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第17号 令和3年度宮代町介護保険特別会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第18号の上程、説明、総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第5、議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。 本議案は、令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算の総額を5億4,556万9,000円とさせていただくものでございます。令和2年度当初予算と比較いたしますと618万5,000円、率にして1.1%の増となっております。 主な理由といたしましては、被保険者数の増加に伴い、保険料及び後期高齢者医療広域連合への納付金が増額となるものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 補足説明を求めます。 住民課長。   〔住民課長 高橋暁尋君登壇〕 ◎住民課長(高橋暁尋君) 議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算につきまして補足してご説明申し上げます。 予算書の325ページをお願いします。 第1条において、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億4,556万9,000円とするものでございます。 令和3年度の予算の概要でございますが、歳入歳出予算の総額は5億4,556万9,000円で、前年度と比較いたしまして618万5,000円、率にして1.1%の増額となっております。 歳入では、保険料が被保険者数や均等割の軽減特例の見直しにより増額となりました。歳出では、保険料の増額に伴い、後期高齢者医療広域連合への保険料納付金が増額となっております。 主な取組でございますが、令和元年度から低所得者保険料の均等割軽減特例の段階的な見直しを行っておりまして、令和3年度から全て本来の7割軽減となるものでございます。保健事業では、高齢者のフレイル予防として、健康介護課の介護予防事業との一体的な事業を実施してまいります。 予算の内容については、事項別明細書によりご説明申し上げます。 332ページをお願いします。 初めに、歳入でございます。 1款後期高齢者医療保険料については4億3,401万2,000円で、被保険者数の増加や均等割軽減特例の見直しにより、前年度と比較いたしまして421万6,000円、率にして1.0%の増額となっております。 1目特別徴収保険料、1節現年度分については、後期高齢者医療に係る保険料のうち、年金等から天引きする特別徴収で3億1,430万2,000円を計上しております。埼玉県後期高齢者医療広域連合が積算した調定額に特別徴収の対象者の割合を考慮し、前年度と比較いたしまして926万3,000円を増額しております。 2目普通徴収保険料、1節現年度分については、特別徴収以外の普通徴収分で1億1,873万8,000円、前年度と比較いたしまして495万9,000円を減額しております。 2節滞納繰越分については、令和2年度以前の保険料を徴収するもので、97万2,000円を計上しております。 2款繰入金については、町一般会計からの繰入金で1億1,114万円、前年度と比較いたしまして196万9,000円、率にして1.8%の増額となっております。 1目保険基盤安定繰入金については、後期高齢者医療に係る保険料の所得に応じた軽減分を県と町が負担するもので、7,724万1,000円を計上しております。軽減対象者数の増加が見込まれ、前年度と比較いたしまして247万4,000円の増額となっております。 2目事務費繰入金については、後期高齢者医療制度の運営に要する事務経費及び広域連合への負担金で1,795万4,000円を計上しております。被保険者証の郵送方法を簡易書留から特定郵便に変更したことで、前年度と比較いたしまして56万6,000円の減額となっております。 3目職員給与費繰入金については、職員の人件費に係る繰入金で1,594万5,000円を計上しております。 3款諸収入、1項延滞金及び過料、1目延滞金については、納期限までに納付されなかった保険料の遅延期間に応じて徴収する延滞金で、前年同額の10万円を計上しております。 2項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金については、前年度分の保険料の還付が生じた場合に、埼玉県後期高齢者医療広域連合から受け入れるもので、前年同額の30万円を計上しております。 2目還付加算金については、保険料還付金について加算金が生じた場合に、埼玉県後期高齢者医療広域連合から受け入れるもので、1万5,000円を計上しております。 3項町預金利子、1目町預金利子については、歳計現金の預金利子でございますが、科目設定でございます。 次のページ、334ページをお願いします。 4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金については、前年度からの繰越金を受け入れるための科目設定でございます。 歳入については、以上でございます。 336ページをお願いします。 続きまして、歳出でございます。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、一般管理事業については、職員の人件費のほか被保険者証の引渡しや各種申請の窓口での受付に要する事務経費で1,857万1,000円を計上しております。被保険者証の郵送に当たり、郵送方法を簡易書留から特定郵便に変更したことなどにより、前年度と比較いたしまして113万7,000円を減額しております。 2項徴収費、1目徴収費、後期高齢者医療保険料徴収事業については、保険料の収納管理に係る事務的経費で251万2,000円を計上しております。 338ページをお願いします。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金、後期高齢者医療広域連合納付金納付事業については、後期高齢者医療広域連合の運営経費、町が収納した保険料、保険料軽減分の負担金を広域連合に納付するもので、5億2,317万円を計上しております。保険料収納額、保険基盤安定負担金の増加が見込まれ、前年度と比較いたしまして732万7,000円、率にして1.4%の増額でございます。 3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目後期高齢者医療保険料還付金、後期高齢者医療保険料還付事業については、前年度分の保険料の還付が生じた場合の経費で、前年同額の30万円を計上しております。 2目後期高齢者医療保険料還付加算金、後期高齢者医療保険料還付加算金事業については、保険料の還付で加算金が生じた場合の経費で1万5,000円を計上しております。 2項繰出金、1項一般会計繰出金、一般会計繰出金事業については、前年度の決算剰余金を一般会計に繰り出すもので、科目設定でございます。 次のページ、340ページをお願いします。 4款予備費については、年度途中に生じる不測の事態に備えるため100万円を計上しております。 342ページから346ページにかけては給与費明細でございます。 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けします。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第18号 令和3年度宮代町後期高齢者医療特別会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第19号の上程、説明、総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第6、議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第18号 令和3年度宮代町水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 本議案は、令和3年度の水道事業会計予算におきまして、業務の予定量を給水件数は1万5,000件、年間総給水量は391万3,000立方メートル、1日平均給水量は1万720立方メートルとさせていただくものでございます。 主な建設改良事業といたしましては、老朽管布設替え工事を予定しております。予算規模につきましては14億7,048万6,000円で、令和2年度当初予算と比較いたしますと9,930万6,000円、率にして7.2%の増となっております。 収益的収入及び支出でございますが、収益的収入につきましては8億3,816万8,000円、収益的支出につきましては7億5,669万5,000円を計上させていただくものでございます。この結果、予定損益につきまして4,311万円の純利益を見込んでおります。 次に、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入につきましては3億4,759万円、また、資本的支出につきましては7億1,379万1,000円を計上させていただくものでございます。 これにより不足する額3億6,620万1,000円につきましては、建設改良債、建設改良積立金などにより補填させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては、担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 補足説明を求めます。 まちづくり建設課長。   〔まちづくり建設課長 石塚孝信君登壇〕 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算について補足説明を申し上げます。 宮代町水道事業では、平成30年3月に策定いたしました宮代町新水道ビジョンにおいて、「いのち輝く水 安全で快適なわたしたちの水道」を基本理念に掲げ、その理念達成に向けて、持続、安全、強靱の観点から各種事業に取り組んできたところでございます。 令和3年度の予算編成に当たりましては、持続可能な水道としては、効果的、効率的な水道施設の運用、安全な水道といたしましては、安全で良質な水を安定して供給を、強靱な水道といたしましては、水道施設の老朽化対策や耐震化対策を掲げたところでございます。 それでは、予算書に沿ってご説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第2条の業務の予定量といたしましては、給水件数は1万5,000件で前年度と変わりませんが、年間総給水量は391万3,000立方メートルで、前年度と比較して11万6,000立方メートルの増、1日平均給水量は1万720立方メートルで、前年度と比較して318立方メートルの増でございます。また、主な建設改良事業といたしましては、老朽管布設替え工事でございます。 次に、第3条の収益的収入及び支出につきましては、事業収益が8億3,816万8,000円、事業費用が7億5,669万5,000円でございます。 また、4条の資本的収入及び支出につきましては、資本的収入が3億4,759万円、資本的支出が7億1,379万1,000円でございます。 恐れ入りますが、これらの収入及び支出の内容についてご説明させていただきますので、予算書の21ページの実施計画明細書をご覧ください。 まず、収益的収入といたしましては、1款事業収益として8億3,816万8,000円を計上いたしまして、前年度と比較して2,387万7,000円の減額となっております。このうち、1項営業収益、1目給水収益は6億8,171万4,000円で、前年度と比較して1,384万9,000円の減額でございます。 給水収益の減額の主な理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症拡大によるステイホームの影響などを受けまして、口径の小さい一般家庭の年間総給水収益は増加する見込みですが、口径の大きい事業者等が減少する見込みでございますので、総額としては減額となるため、水道事業の経営環境は非常に厳しい状況でございます。 次に、2目分担金は4,301万円で、前年度と比較して627万円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、新規住宅建築に伴う申請が減少したことによるものでございます。 なお、分担金の内訳といたしましては、口径13ミリが20件、口径20ミリが85件、メーターの口径変更が10件を見込んでおります。 次に、3目その他営業収益は2,047万9,000円で、前年度と比較して418万4,000円の減額でございます。その他収益は、給水装置工事の設計審査や工事検査手数料などの手数料収入のほか、下水道使用料の徴収事務委託料や消火栓修繕等の雑収益でございます。減額の主な理由といたしましては、老朽管布設替えに伴う消火栓更新費用を4条予算に組み替えたことによるものでございます。 次に、2項営業外収益は9,294万5,000円で、前年度と比較して42万6,000円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、建設改良費などの総支出額の増加に伴いまして、消費税及び地方消費税の還付額の増加が見込まれることによるものでございます。 次に、3項特別利益は、前年度と同額の2万円を計上しております。こちらは科目設定でございます。 それでは、22ページをお願いいたします。 収益的支出につきましては、1款事業費用は7億5,669万5,000円で、前年度と比較して1,810万5,000円の減額でございます。このうち、1項営業費用、1目原水及び浄水費は3億3,745万円で、前年度と比較して301万3,000円の増額でございます。原水及び浄水費は、浄配水場の維持管理業務などの委託料や県水購入に係る受水費となっております。増額の主な理由といたしましては、使用実績に伴う薬品費、受水費が増となるものでございます。 次に、22ページから23ページにかけての2目配水及び給水費は6,185万3,000円で、前年度と比較して653万1,000円の減額でございます。配水及び給水費は、配水管洗浄作業などの委託料と給配水管の修繕や量水器の取替工事などの修繕費、水道管工事に伴う路面復旧費などでございます。減額の主な理由といたしましては、実績を踏まえて洗管業務委託料を減額するとともに、量水器取替工事の件数が減少することによるものでございます。 量水器は7年に一度の交換となりますが、道仏土地区画整理事業地内における新規住宅により、年度ごとに差異が生じております。そのため、毎年度交換する量水器の個数の平準化を図るため、今後は、若干前倒しで交換していくことも検討しているところでございます。 次に、23ページの3目総係費は7,219万3,000円で、前年度と比較して1,142万3,000円の減額でございます。総係費は上下水道料金等の徴収業務委託等の委託料、口座振替やコンビニ収納などの手数料でございます。減額の主な理由といたしましては、令和元年度と2年度に実施した業務継続計画の策定業務委託が完了したことによるものでございます。 次に、24ページの4目減価償却費は2億5,457万8,000円で、前年度と比較して374万1,000円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、令和2年度に取得した固定資産の減価償却が加算されるためでございます。 5目資産減耗費は616万8,000円で、前年度と比較して338万5,000円の減額でございます。資産減耗費は、布設替え工事で配水管などの固定資産を除却する際に発生する固定資産の未償却部分の価格でございまして、検定満期に伴う量水器や配水管の残存価格から見込んだものでございます。 6目その他営業費用は、前年度同額の2万円を計上しております。こちらは科目設定でございます。 次に、2項営業外費用は1,932万3,000円で、前年度と比較して352万円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、1目支払利息において償還が進んだことによるものでございます。償還は元利均等方式で行っているため、毎年度の返済総額はほぼ同額ですが、償還の進行に伴い、元金と利息の割合が変わってまいりますので、支払利息においては減額となるものでございます。 また、2目消費税及び3目雑支出は、前年度同額の1万円を計上しております。こちらは科目設定でございます。 次に、3項特別損失及び4項予備費につきましては、前年度と同額を計上しております。 次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。 25ページをお願いいたします。 1款資本的収入につきましては3億4,759万円で、前年度と比較して1億2,732万5,000円の増額でございます。 1項企業債は3億円で、前年度と比較して1億円の増額でございます。企業債の増額の主な理由といたしましては、平成29年度に策定いたしました宮代町新水道ビジョンに基づき工事が計画的に増加しておりますので、企業債も増加となるものでございます。 また、2項負担金は308万円で、前年度と比較して198万円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、消火栓工事に伴う負担金が増えたことによるものでございます。 次に、3項補助金は4,450万円で、前年度と比較して2,534万5,000円の増額でございまして、これは令和3年度も県の補助金を活用した耐震化工事を進めることによるものでございます。 次に、4項固定資産売却代金は、前年度同額の1万円を計上しております。こちらは科目設定でございます。 下段の表の資本的支出といたしましては7億1,379万1,000円で、前年度と比較して1億1,741万1,000円の増額でございます。 1項建設改良費は5億5,342万円で、前年度と比較して1億2,051万2,000円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、宮東配水場の拡張工事に着手することによるものでございます。 2項企業債償還金は1億4,380万円で、前年度と比較して135万3,000円の減額でございまして、これは先ほど2項営業外費用の支払利息の項目でもご説明したとおりでございますが、元利均等方式で返済しているため、元金償還金においては増額となるものですが、前年度末においては借入金の一部が完済となったため、減額となるものでございます。 3項固定資産購入費は1,657万1,000円で、前年度と比較して174万8,000円の減額でございまして、これは、水道メーターの使用期限が購入から一定期間の購入となっておりますので、毎年度更新作業を行っておるところでございますが、7年前に道仏土地区画整理事業地内における新規住宅が前年度に比べ減少したため、令和2年度は3,400戸だったものが令和3年度は3,200戸の更新が必要となることによるものでございます。 恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと存じます。 1ページにつきましては、資本的収入及び支出を踏まえまして、第4条の本文中に定めましたとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億6,620万1,000円につきましては、建設改良積立金2億580万円、減債積立金3,000万円、当年度分消費税資本的収支調整額2,886万9,000円、過年度分損益勘定留保資金1億153万2,000円をもって補填させていただくものでございます。 続きまして、2ページをお願いいたします。 第5条は、債務負担行為の事項、期間及び限度額を定めるものでございまして、継続して実施する必要がある業務について設定させていただくものでございます。 第6条は起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めたものでございまして、平成29年度に策定した宮代町新水道ビジョンに基づき、今後の施設更新工事を行うことによる経費の平準化を図るため、3億円の起債を予定させていただくものでございます。 第7条、一時借入金の限度額につきましては、前年度と同額の5,000万円とさせていただいております。 第8条の流用することができる項目といたしましては、前年度と同様に、(1)収益的支出における各項間の流用、(2)といたしまして、資本的支出における各項間の流用とさせていただいております。 第9条の流用禁止項目といたしましては、昨年度と同様に職員給与費と公債費とさせていただいております。 なお、その額につきましては、予算書のとおりでございます。 第10条の棚卸資産の購入限度額につきましては、前年度と同額の500万円とさせていただくものでございます。 次に、3ページ、4ページは、令和3年度宮代町水道事業会計予算実施計画でございますが、その詳細は、先ほどご説明した21ページからの明細書の内容のとおりでございます。 次に、5ページから8ページまでは、令和3年1月1日現在の職員の給与明細でございます。 次に、9ページでございますが、9ページは継続費に関する調書、次の10ページは債務負担行為に関する調書でございます。 次に、11ページをお願いいたします。 これは令和3年度の宮代町水道事業キャッシュフロー計算書でございまして、令和3年度の期首と期末の現金預金の増減を示したものでございます。施設や配水管の更新工事等を進めるため、キャッシュフロー上では令和3年度においては、11ページの下から3行目に示すとおり、9,799万円の現金が減少する見込みとなっております。 次に、12ページから15ページは、令和3年度宮代町水道事業予定貸借対照表となっております。 貸借対照表につきましては、企業の財政状況を明らかにするため、一定時点においてどれだけの資産、負債、資本があるかを総括的に表示したものでございます。 16ページは、令和2年度宮代町水道事業予定損益計算書でございます。 17ページから20ページまでは、令和2年度宮代町水道事業予定貸借対照表でございます。 補足説明については以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 ここで休憩いたします。 △休憩 午後3時44分 △再開 午後3時57分 ○議長(田島正徳君) 再開いたします。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けします。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第19号 令和3年度宮代町水道事業会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △議案第20号の上程、説明、総括質疑、委員会付託 ○議長(田島正徳君) 日程第7、議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 町長。   〔町長 新井康之君登壇〕 ◎町長(新井康之君) 議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 本議案は、下水道事業会計予算におきまして、業務の予定量を公共下水道事業が水洗化戸数1万戸、年間総排水量291万立方メートル、1日平均排水量7,973立方メートルとさせていただくものでございます。 主な建設改良工事といたしましては、中継ポンプ場機械更新工事を予定しております。 次に、農業集落排水事業が水洗化戸数261戸、年間総排水量7万1,000立方メートル、1日平均排水量195立方メートルとさせていただくものでございます。 予算規模につきましては16億9,767万5,000円で、令和2年度当初予算と比較いたしますと6,772万8,000円、率にして3.8%の減となっております。 収益的収入及び支出でございますが、収益的収入につきましては11億6,204万8,000円、収益的支出につきましても11億6,204万8,000円を計上させていただくものでございます。この結果、予定損益につきまして1,328万8,000円を見込んでおります。 次に、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入につきましては4億2,770万7,000円、また、資本的支出につきましては5億3,562万7,000円を計上させていただくものでございます。これにより不足する額1億792万円につきましては、損益勘定留保資金などにより補填させていただくものでございます。 以上でございますが、詳細につきましては担当課長より補足説明をさせていただきますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) 補足説明を求めます。 まちづくり建設課長。   〔まちづくり建設課長 石塚孝信君登壇〕 ◎まちづくり建設課長(石塚孝信君) 議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算について補足説明をさせていただきます。 宮代町下水道事業は、令和2年4月から地方公営企業法を適用した事業となりました。令和3年度の予算編成に当たりましては、地方公営企業法の趣旨である企業としての効率的経営、経済性の確保を図りつつ、環境変化に対応した柔軟な事業運営や継続的なサービス提供のための経営基盤の強化を基本として取りまとめをさせていただいたところでございます。 それでは、予算書に沿ってご説明させていただきます。 予算書の1ページをお願いいたします。 まず、第2条の業務の予定量といたしましては、(1)の公共下水道事業では、水洗化戸数が1万戸、年間総排水量が291万立方メートル、1日平均排水量が7,973立方メートルでございまして、主な建設改良事業は、中継ポンプ場機械更新工事でございます。 また、(2)の農業集落排水事業では、水洗化戸数が261個、年間総排水量が7万1,000立方メートル、1日平均排水量が195立方メートルでございます。 次に、3条の収支につきましては、公共下水道事業及び農業集落排水事業を合わせた収入の合計が11億6,204万8,000円、支出の合計が11億6,204万8,000円でございます。 また、次のページになりますが、4条の資本的収入及び支出につきましては、収入の合計が4億2,770万7,000円、支出の合計が5億3,562万7,000円でございます。 恐れ入りますが、これらの収入及び支出についてご説明させていただきます。 予算書の25ページの実施計画明細書をお願いいたします。 まず、公共下水道事業の収益的収入につきましては、1款公共下水道事業収益として10億9,892万円を計上いたしまして、前年度と比較して989万円の増額となっております。 このうち、1項営業収益、1目公共下水道使用料は、主に公共下水道の使用料でございまして、4億4,252万2,000円を計上いたしまして、前年度と比較して327万7,000円の増額となっております。増額の主な理由といたしましては、新型コロナウイルス感染症拡大対策によるステイホームの影響などを受け、一般家庭の排水量が増加する見込みとしたためでございます。 次に、2目雨水処理負担金は、雨水処理に係る一般会計からの負担金として2,152万1,000円で、前年度と比較して275万5,000円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、道仏土地区画整理事業地内に整備いたしました調整池に堆積した土砂を搬出するための委託料の増額によるものでございます。 次に、3目その他営業収益は、主に下水道指定工事店の手数料などで47万8,000円を計上いたしまして、前年度と比較して15万4,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、期間更新対象の指定工事店が減少したためでございます。 次に、2項営業外収益は8億3,439万8,000円で、営業外収益全体としては前年度と比較して401万1,000円の増額でございます。 1目受取利息及び配当金と2目消費税還付金は、科目設定でございます。 3目他会計負担金は、一般会計からの基準内繰入金として5,305万9,000円で、前年度と比較して2,833万5,000円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、基準内繰入金に該当する事業費が該当したことによるものでございます。 4目他会計補助金は、一般会計からの基準外繰入金として1億1,117万円で、前年度と比較して423万1,000円の減額でございます。 5目国庫補助金は800万円で、これはストックマネジメント計画策定に対する国庫補助金でございます。 6目長期前受金戻入は6億6,216万6,000円で、前年度と比較して2,321万3,000円の減額でございます。 7目雑収益は、科目設定でございます。 3項特別利益につきましても、科目設定でございます。 続いて、26ページをお願いいたします。 公共下水道事業の収益的支出につきましては、1款公共下水道事業費用として10億9,892万円で、前年度と比較して1,419万7,000円の増額でございます。 このうち、1項営業費用、1目管渠費は7,726万1,000円で、前年度と比較して5,675万1,000円の増額でございます。管渠費は、管路や雨水排水路等の修繕に加えまして、その維持管理費用でございます。増額の主な理由といたしましては、下水道ストックマネジメント計画策定のための管路カメラ調査の委託費用として5,100万円を計上させていただいたことによるものでございます。 次に、2目ポンプ場費は2,316万8,000円で、前年度と比較して550万9,000円の減額でございます。ポンプ場費は、第一中継ポンプ場と第二中継ポンプ場の維持管理に係る燃料費及び電気料等の光熱費、突発的な修繕費用及び施設管理の委託料などでございます。減額の主な理由といたしましては、昨年度から3年契約としております中継ポンプ場の管理業務委託につきまして、今年度は契約2年目となり、額が確定したことによるものでございます。 次に、3目流域下水道管理運営費負担金は1億1,885万3,000円で、前年度と比較して461万3,000円の増額でございます。流域下水道管理運営費負担金は、中川流域下水道への負担金でございます。負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策によるステイホームの影響などにより、排水量が増加傾向にあることから、前年度と比較して増加をさせていただいたところでございます。 次に、4目業務費は1,620万4,000円で、前年度と同額でございます。これは下水道使用料の徴収事務の委託料でございます。 次に、26ページから27ページにかけての5目総係費は2,255万8,000円で、前年度と比較して640万7,000円の減額でございます。総係費は職員給与や委託料、負担金などでございます。減額の主な理由といたしましては、公営企業経営戦略策定業務委託料を令和2年度宮代町下水道事業会計補正予算(第1号)において、継続費として契約額が確定したことによるものでございます。 次に、6目減価償却費は7億5,015万2,000円で、前年度と比較して856万3,000円の減額でございます。 次に、7目資産減耗費は560万円で、前年度と比較して247万7,000円の増額でございます。これは、中継ポンプ場の機械の更新に伴う固定資産の除却費相当額でございます。 次に、8目その他営業費用は、科目設定でございます。 次に、27ページから28ページにかけての2項営業外費用は8,007万3,000円で、前年度と比較して717万円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、償還が進んだことによる支払利息の減によるものでございます。 次に、特別損失は5万円で、前年度と比較して2,208万2,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、前年度は法適用の初年度であったため、適用前の令和元年度分消費税及び地方消費税の額を計上させていただいたことによるものでございます。 次に、4項予備費は500万円で、前年度と同額でございます。 次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。 29ページをお願いいたします。 1款公共下水道事業資本的支出は4億1,780万9,000円で、前年度と比較して1億2,428万7,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、法適用による一般会計からの出資金3,000万円を皆減し、また、中継ポンプ場の更新工事が完了したことに伴い、企業債を3,230万円減額し、さらに一般会計からの負担金及び補助金を6,198万7,000円減額したことによるものでございます。 下段の表の1款公共下水道事業資本的支出は5億1,139万5,000円で、前年度と比較して7,911万6,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、中継ポンプ場の更新工事が前年度に完了したことなどに伴い、建設改良費を前年度と比較して4,736万9,000円減額したことなどによるものでございます。 続きまして、農業集落排水事業収益的収入についてご説明申し上げます。 31ページをお願いいたします。 農業集落排水事業の収益的収入につきましては、2款農業集落排水事業収益として6,312万8,000円で、前年度と比較して136万3,000円の減額となっております。 このうち、1項営業収益、1目農業集落排水処理施設使用料は930万1,000円で、前年度と同額でございます。 次に、2項営業外収益は5,382万6,000円で、前年度と比較して136万4,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、2目消費税還付金について、消費税の試算をしたところ、還付から納付になることが見込まれることから、科目設定をさせていただいたものでございます。 次に、3項特別利益は科目設定でございます。 続いて、32ページをお願いいたします。 農業集落排水事業の収益的支出につきましては、2款農業集落排水事業費用として6,312万8,000円で、前年度と比較して322万9,000円の減額でございます。 このうち、1項営業費用、1目処理場費は1,240万7,000円で、前年度と比較して270万1,000円の減額でございます。処理場費は、西粂原の処理場の運転に係る電気料や施設修繕料、施設管理の委託料などでございます。減額の主な理由といたしましては、修繕費においてスクリーンユニットの修繕が完了したことによるものでございます。 次に、2目業務費は44万円で、前年度同額でございます。これは農業集落排水処理に係る使用料の徴収の水道への委託料でございます。 次に、32ページから33ページにかけての3目総係費は672万2,000円で、前年度と比較して32万2,000円の増額でございます。総係費は職員給与や委託料、負担金などでございます。増額の主な理由といたしましては、職員の昇給等による人件費の増加によるものでございます。 次に、4目減価償却費は3,588万4,000円で、前年度と比較して18万7,000円の減額でございます。 次に、資産減耗費と6目その他営業費用は、科目設定でございます。 次に、2目営業外費用は563万9,000円で、前年度と比較して21万7,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、償還が進んだことによる支払利息の減によるものでございます。 次に、3項特別損失は3万4,000円で、前年度と比較して44万8,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、前年度は法適用の一時的な会計処理により、令和元年度分の賞与引当金として43万2,000円を計上していたことによるものでございます。 次に、4項予備費は200万円で、前年度と同額でございます。 34ページをお願いいたします。 資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。 2款農業集落排水事業資本的収入は989万8,000円で、前年度と比較して198万5,000円の減額でございます。減額の主な理由といたしましては、内部留保資金を補填したことによるものでございます。 下段の表の2款農業集落排水事業資本的支出は、2,423万2,000円で、前年度と比較して42万円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、企業債を元利均等支払いで償還しているため、前年度よりも現年度の支払いが増加したものでございます。 恐れ入りますが、2ページにお戻りいただきたいと存じます。 これらの資本的収入及び支出を踏まえまして、第4条本文中に定めましたとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億792万円につきましては、過年度分損益勘定留保資金2,614万3,000円、当年度損益勘定留保資金8,177万7,000円をもって補填させていただくものでございます。 次に、第5条は債務負担行為の事項、期間及び限度額を定めるものでございまして、継続して実施する必要がある業務について設定させていただくものでございます。 第6条は起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めたものでございます。 第7条の一時借入金の限度額につきましては、5,000万円とさせていただいております。 次に、3ページをお願いいたします。 第8条の流用することができる項目といたしましては、(1)として、収益的支出における各項間の流用、(2)といたしまして、資本的支出における各項間の流用とさせていただいております。 第9条の流用禁止項目といたしましては、職員給与費とさせていただいております。 第10条の他会計からの補助金は、公共下水道事業につきましては3億2,526万6,000円、農業集落排水事業につきましては2,247万円とさせていただくものでございます。 4ページから7ページまでは、令和2年度宮代町下水道事業会計実施計画でございます。 8ページから11ページまでは、職員の給与の明細でございます。 12ページは継続費に関する調書、13ページは債務負担に関する調書でございます。 14ページをお願いいたします。 14ページは、令和3年度宮代町下水道事業のキャッシュフロー計算書でございまして、令和3年度の期首と期末の現金預金の増減を示したものでございます。 キャッシュフロー上では、下から3段目にありますとおり、7,525万2,000円の現金が減少するものでございます。 次に、15ページから18ページは、令和3年度宮代町下水道事業予定貸借対照表となっております。貸借対照表につきましては、企業の財政状況を明らかにするため、一定時期においてどれだけの資産、負債、資本があるかを総括的に表示したものでございます。 19ページは、令和2年度宮代町下水道事業予定損益計算書でございます。 20ページから23ページまでは、令和2年度宮代町水道事業予定貸借対照表でございます。 補足説明については以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(田島正徳君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより総括質疑に入ります。 本予算案全般にわたり質疑をお受けします。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題になっております議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(田島正徳君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算については、予算特別委員会に付託して審議することに決定いたしました。 予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員長(丸藤栄一君) 予算特別委員会委員長の丸藤でございます。 ただいま議長より委員会付託されました議案第20号 令和3年度宮代町下水道事業会計予算についてにつきましては、予算特別委員会において審議の上、後日ご報告申し上げます。 以上です。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(田島正徳君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 △散会 午後4時25分...